1カ月で売上2倍?「ウェブマーケティングはムダ」は本当か

ウェブマーケティング業界は楽して儲けようという人が多いと指摘するのは後藤ブランド社長の後藤晴伸氏だ。「高い費用をかけても売り上げは伸びなかった」「報告書を読んでも、担当者に聞いても何をしているのかわからない」「契約したとたん対応が悪くなった」……。同業者にとって耳の痛いウェブマーケティングの実態を暴き、本当の魅力を伝える。本連載は後藤晴伸著『増補改訂版 ウェブマーケティングという茶番』(幻冬舎MC)の抜粋原稿です。

新聞、雑誌、ラジオを抜いたインターネット広告

インターネットがビジネスで必須の存在となり、ウェブを活用した商品宣伝や集客が当たり前に行われるようになりました。右を見ても左を見てもウェブ、ウェブ、ウェブ……もはやウェブマーケティングがなければどんな企業も立ち行かないと思えるほどです。実際にインターネットを活用した広告費は年間1兆7589億円にのぼり、新聞、雑誌、ラジオの広告費を合計した額をはるかに上回り、テレビメディアの額に迫ろうとしています。(2018年、電通調べ)。

 

ウエブマーケティングは本当に効果がないのか?
ウエブマーケティングは本当に効果がないのか?

 

たしかにウェブマーケティングは、テレビCMや新聞広告などの媒体と異なり、数十万円の費用から利用できるサービスもあるので導入が比較的容易です。また動画をアップしたり、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を介して顧客と双方向のコミュニケーションを図るなど、活用の幅も広がり続けています。さらに近年は、膨大なデータに基づいた精度の高いマーケティングが可能になるなど、ウェブの利点は枚挙に暇がありません。ところが残念ながら、ウェブマーケティングに投資したもののまったく効果が感じられないと不満を抱えるケースが山ほどあるのが現実です。

 

「高い費用をかけてウェブに広告を出しても、売上は増えなかった」

「契約した広告代理店は毎月請求書と内容の薄いレポートを送ってくるだけ」

「報告書を読んでも、担当者に聞いても、今何をしているのかよく分からない」

「営業はしつこいぐらいかけてきたのに、契約したとたんに対応が悪くなった」

 

ウェブマーケティング業界は、クライアントのこのような恨みにも近いような不信の声で溢れかえっています。実はそれも当然です。なぜなら、相手に知識がないのをいいことに、当たり前のサービスさえ提供していない事業者が業界にはびこっているからです。3年前にこの本を書いたときと比べても、残念ながらその実態はほとんど変わっていません。いまだに「よくこんなやり方を続けているな」とため息をつくこともたびたびです。

後藤ブランド株式会社 代表取締役

青山学院大学国際政治経済学部を卒業後、凸版印刷株式会社入社。
電通・電通テック担当として、大手企業の紙媒体を中心とした広告制作を担当。
大手インターネット広告代理店、株式会社セプテーニへ転職し、SEMコンサルタントとして数十社のリスティング広告の運用を担当。
その後取締役としてウェブマーケティング会社の立ち上げに参画。
孫請け、ひ孫請けとしてウェブマーケティングに携わる中、業界特有の構造への疑問が強くなり、2014年に独立し、後藤ブランド株式会社を設立。
経営改善にまで踏み込んだ提案力、クライアント企業への遠慮のない物言いで、数々の中小企業の売上増に貢献。
後藤ブランド株式会社代表取締役。
2016年に、「ウェブマーケティングという茶番」(幻冬舎メディアコンサルティング)を出版。
その後、書籍の反響もあり、多くの広告代理店、制作会社からの要望から、下請け案件を専門とする子会社、株式会社グランデッツァを2018年に設立。
金融業界や医療業界など様々な業界にて、ウェブマーケティングに関する講演依頼があとを絶たない。

著者紹介

連載悪しき業界を大掃除!ウェブマーケティングの闇

増補改訂版 ウェブマーケティングという茶番

増補改訂版 ウェブマーケティングという茶番

後藤 晴伸

幻冬舎メディアコンサルティング

業界を知り尽くした著者がウェブマーケティング業界の闇を暴露する衝撃の一冊。 インターネットがビジネスでも必須の存在となり、ウエブを活用した賞品宣伝や集客が当たり前になり、検索順位を上げたり、広告から商品の購入に…

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!
会員向けセミナーの一覧