「100万円が1億円」株の甘い罠にハマり痛い目見る人の特徴

大和証券、日興証券、野村證券を渡り歩いた原田茂行氏は、顧客資産1660万円を12億5000万円まで増やしたアナリストです。同氏は日ごろどのように「儲かる株」を見極めているのでしょうか? ※本連載では書籍『株オタクの現役IFAが指南!本当に儲かる「株」講座』(幻冬舎MC)より一部を抜粋。過去の波乱相場から学ぶ株式の正攻法や、投資に失敗する人の共通点、銘柄データのチェックポイントまで、「暴露話に近い」ノウハウを解説します。

当たり前の事実に気づかず損をする人が多すぎる

■投資で失敗する理由を追究~損をする=高買安売

 

投資とは資産を増やすために行うことであり、その根本の意義に従えば、投資は本来儲けられるもののはずです。

 

しかし世の中には投資で損をする人があとを絶ちません。むしろ損をする人が大部分であるというイメージさえ持たれていることがあります。なぜ、投資で儲かる人と損する人がいるのか。書籍『株オタクの現役IFAが指南!本当に儲かる「株」講座』の講座2にあたる本記事ではその理由に迫っていきます。

 

私が思うに、投資の結果を左右するのは、投資先よりも、投資にのぞむスタンスではないでしょうか。

 

講座1の冒頭で紹介した父の絶対に損をする投資法は、メンタル面での脆さに起因するものでした。投資に対する取り組み方、思考のあり方に問題があったのです(関連記事『2億円が紙屑…「父は間違っていた」退職金で株始めた男の末路』)。メンタルの話なので実感が薄いかもしれませんが、投資の勝敗は小手先のテクニック云々よりも、思考で決まると私は確信しています。

 

まず極めて単純な考え方として、株で儲けるには安値で買って高値で売れば利益が出ます。逆に高値で買って安値で売れば当然のように損をします。

 

ごくごく当たり前な話なのですが、意外とこれをきちんと踏まえられていない投資家は多いのです。

 

高買安売が多すぎる
高買安売が多すぎる

 

株式投資で損している投資家は全員、高値でつかんでしまっています。高値にある銘柄というのは、その株が話題であったり、証券会社の推奨銘柄であったり、もしくは専門誌の「今週の銘柄」で特集を組まれている銘柄であったりするケースが多いです。

 

個々の銘柄ではなく株式相場全体でいえば、景気が良く株式市場は上昇を続け、週刊誌やテレビやインターネットで「100万円が1億円に」といった個人投資家のニュースが紹介されていたり、職場の同僚やご近所さんが株で儲かったという話を耳にしたりして「自分も投資ってやつをやってみようかな」というとき、手を出す銘柄は軒並み高値となっています。

 

 

IFA
自由が丘財産コンサルタンツ合同事務所代表
一般社団法人 シニアウェルスライフ協会代表理事 

青山学院大学経営学部卒業後、大和証券営業課長、日興証券、野村證券でのファイナンシャルアドバイザー経験を経て、2010年に独立しIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)となる。
日本証券アナリスト協会検定会員、国際公認投資アナリスト。

投資雑誌『株主手帳』毎月連載中。囲碁3段。

著者紹介

連載株オタクの現役IFAが指南!本当に儲かる「株」講座

株オタクの現役IFAが指南!本当に儲かる「株」講座

株オタクの現役IFAが指南!本当に儲かる「株」講座

原田 茂行

幻冬舎メディアコンサルティング

オタク的に株を愛する著者が導き出した「足で稼ぐ」投資とは――ヘタなテクニカル分析は時間とお金のムダ!? 「推し銘柄」は決算説明会や展示会でこそ出会える! 過去の波乱相場から学ぶ株式の正攻法や投資に失敗する人の共通…

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