「自分は能力あるから」と勘違いして投資始める情報弱者の末路

本記事では、収益物件の売買や仲介事業を展開する株式会社BRAVEの代表取締役・山部和孝氏が、同業だからこそ見えてくる不動産投資の実態について、投資家から寄せられた意見を取り上げながら解説していく。 ※本連載は、『投資会社トップが激白!業者が「投資家を騙す」30のワード 不動産業者のハナシは信用するな』(クロスメディア・パブリッシング)より一部を抜粋・編集したものです。

「儲かる」と業者が判断したら情報非公開になることも

【Case:ネット情報は業者より即時性がある?】

2018年には不祥事もあったがネットを活用する不動産業者は今後も増えていくと考えられる。そんな中、投資家向けのセミナーで「ネット情報は、即時性があり、多量の物件情報から自分のペースでゆっくり探せる」という話を聞いた。

確かに株式やFX、仮想通貨など鮮度の高い情報を元に利益を出す投資や投資商品は、インターネットで動きを監視するのが常になっている。不動産投資も「楽待」や「不動産投資☆連合隊」、「健美家」などの物件情報サイトがあるが、これらはチェックすべきか。また、業者向けの「レインズ(不動産流通標準情報システム)」はどうか。

 

 

インターネットは、リアルタイムで最新情報が得られるイメージがある。先に挙げた株式や仮想通貨は現在値が自動で反映されていくものだから、確かに即時性はあるだろう。一方、不動産情報は人力で掲載しているから、公開までに一定の時間がかかる。さらに言うと、アップする前に「儲かる」と業者が判断したら、その情報が非公開になることもあるだろう。これは仕方ないところだ(この時点で優良ではない)。

 

それでも売買物件の情報サイトが人気なのは、手軽さだろう。ページのトーンも情報も、賃貸物件のようにわかりやすい配置となっていて、業者と相対している時のような「買わされるかも」という緊張感も皆無だ。そして、いつでもチェックができ、冷静に比較をすることもできる。理由はそんなところだろう。

 

情報弱者が引っかかるのを待っている。
情報弱者が引っかかるのを待っている。

株式会社BRAVE 代表取締役
不動産コンサルタント

1974年生まれ、鳥取市出身。2008年に大阪にて株式会社BRAVEを創業し、収益物件の売買・仲介事業を展開。
さらに投資用マンションを自社で開発、進行中のプロジェクトを含めた開発費の総額は160億円を超える。また、不動産コンサルタントとして土地の有効活用や相続・節税対策、M&A、融資時の金利交渉といった投資に関する総合的な課題の相談にも応じる。
経験に基づく実用的な提案、土地にまつわる歴史的背景や地理・地勢、関係者の属性、マーケットの現況など幅広い知見からの助言には定評があり、顧客のみならず業界関係者からも相談・問い合わせが絶えない。

著者紹介

連載投資会社トップが激白!『不動産業者のハナシは信用するな』

不動産業者のハナシは信用するな

不動産業者のハナシは信用するな

山部 和孝

クロスメディア・パブリッシング(インプレス)

投資会社トップが激白!業者が「投資家を騙す」30のワード 「一度大きく投資したらあとは一生楽して儲けられます」 「不動産投資で不労所得を得た私を信じて、ノウハウ通りにやれば成功します!」 など、不動産業者・コン…

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