新宿の隣駅「代々木」で、「謎のボロ物件」に若者が集った理由

どこの街に住むかの選択は、仕事やプライベートに大きな影響を与える。さらに家賃が家計支出の大きなウェイトを占めることを考えると、居住地は資産形成までも左右するといえる。総合的に考えて住みやすい街はどこなのだろうか? 20代後半から30代前半の単身会社員の住み心地を考えていこう。今回取り上げるのは、JR山手線と都営地下鉄大江戸線の接続駅「代々木」。

御苑と神宮…広大な緑に隣接する、山手線の街

代々木駅周辺の風景
代々木駅周辺の風景

 

「代々木」は東京都渋谷区に位置する、JR山手線と総武線(各駅停車)、都営地下鉄大江戸線の接続駅。JR駅の1日の乗車数は7万人強、地下鉄駅の乗降客は4万人弱です。

 

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代々木の地名の由来は「『代々木村』の村人が代々、豆科の落葉高木であるサイカチの木を生産していたから」や、「彦根藩井伊家の下屋敷(現在の明治神宮付近)にあった『代々木の大樅(もみ)』に由来する」などの説がありますが、はっきりしたことはわかっていません。ちなみに井伊家のもみの木は当時の記録にもあるほど大きな木で、黒船が江戸湾を測量していたころ、その様子をもみの木の上から見張らせ、桜田門外の上屋敷に報告させていたそうです。

 

昨年、興行収入136億円を超える大ヒットとなった『天気の子』で話題になったのが「代々木会館」。物語の起点になった場所として描かれ、映画公開後は聖地巡礼をするファンで賑わいました。ボロボロの外観から「代々木の九龍城」と呼ばれ、たびたび再開発の噂があがっていましたが、地権の複雑さを理由に、なかなか話が進みませんでした。しかし問題は解決し、残念ながら解体が決定。今ではその姿を見ることはできません。

 

駅周辺を見ていきましょう。駅東口を出ると、左手にNTTドコモタワー。その先を進むと行くつくのが「新宿御苑」です。もともとは江戸時代、信濃高遠藩内藤家の下屋敷のあった敷地で、戦後、一般公開され、現在は環境省管轄の国民公園となっています。何かと話題である、内閣総理大臣主催の「桜を見る会」が開催されることでも有名です。

 

駅西口には予備校や専門学校が多く、その先には住宅街広がっています。そして南に向かい下った先に広がっているのが、日本一の初詣客数を誇る明治神宮の社。元々は広大な畑だったところに、全国から17万本もの樹木が集められ、植樹されました。明治神宮と隣接するのは代々木公園。明治時代は陸軍省の練兵場で、戦後はワシントンハイツと呼ばれる米軍宿舎として使用されました。1964年の東京五輪の際、選手村として活用するため日本に返還され、五輪後、公園として整備されました。

 

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在りし日の「代々木会館」
在りし日の「代々木会館」

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著者紹介

連載データから紐解く「住みやすい街」

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