10月1日・2日以降の日本株式について、守り(売り)の投資スタンスを継続してきた。急落途中の前回レポートや、急落後の11月1日ラジオで、「短期押し目買い。11月中旬までに23000円前後で戻り売り」と申し上げた。タイミングは想定どおりだが、下げ幅は深く、戻りも今のところ鈍い。今後の日本株式は、米中貿易戦争の行方と米長期金利に左右されるだろう。
10月1日・2日以降は、売りスタンス継続
[図表1]テレビ・ラジオでのメッセージ(11月12日現在)
米中貿易戦争の行方と米長期金利に注目
足元激化している「米中貿易戦争」は、貿易より覇権争いの可能性が高く、米中とも譲れない争いのため、中長期の視点が必要になるだろう。図表2は、米中貿易戦争のスケジュール。短期的な注目点として、東アジア首脳会議(11/15)とAPEC首脳会議(11/17・18)にトランプ大統領の代理出席するペンス副大統領の動向に注目したい。
資産を「守る」「増やす」「次世代に引き継ぐ」
ために必要な「学び」をご提供
[図表2]米中貿易戦争のスケジュール
彼は10月4日に中国をバッシングした一方、直接中国と接触する立場でもある。G20首脳会議(11/30~12/1)での米中首脳会談開催においてトランプ大統領のディールにも期待があるようだ。会談の中身によっては、来年以降、米中対立の激化で制裁対象が拡大する恐れもある。リスクに備えたい。「米長期金利」に注目するのは、10月初旬からの世界的な株式市場の急落の原因の1つと言われているからだ。図表3をご覧いただきたい。
[図表3]米中貿易戦争のスケジュール
トランプ氏が次期大統領に決まって約2年間、長期金利上昇と共に日本株式も上昇してきた。トランプ政権による大型減税と規制緩和による経済政策が成功したためだ。しかし、10月3日に米長期金利3.20%を上抜けしたタイミングから、真逆の動きとなり、悪い金利上昇に変わった可能性がある。10月5日に発表された「米雇用統計」をみても賃金上昇が確認され、FRBのパウエル議長が、賃金上昇リスクについて発言し、マーケットは大きく動揺した。今後も米国の長期金利上昇によるマーケットの反応に警戒したい。
(2018年11月13日)
ゴールドオンライン・エクスクルーシブ倶楽部が
主催する「資産家」のためのセミナー・イベント
【10月14日(水)開催】
資産規模5億円以上の方こそ知っておきたい
「家族信託」の実践活用術
<第2回/会社オーナー・不動産オーナー実践例>
【10月15日(木)開催】
税制改正で変化!相続税対策としての「生前贈与」
“直前対策”から“長期計画”へ…
資産税専門のベテラン税理士が徹底解説
【10月15日(木)開催】
30年以上の安定的運用実績を誇る
「世界最大手マルチ・ストラテジー・ファンド」に
日本から個人投資家がアクセスできる貴重な機会
【10月17日(土)-18日(日)開催】
「スマホの中の遺産」家族は見つけられますか?
“エンディングノート”で残す、デジタル遺産・収益不動産・相続財産情報
【AI時代の「家族承継」実践編】



