前回は、忙しい医師だからこそ「不動産投資」のメリットが実感できる理由取り上げました。今回は、「不動産投資」を保険代わりにする方法を見ていきます。

ローン返済を肩代わりしてくれる「団体信用生命保険」

前回の続きです。

 

③ 保険代わりにも使える

保険代わりに利用できるというのも不動産投資のメリットです。生命保険文化センターの2016年度調査によると、日本では、男女を問わず国民の8割以上の人が生命保険に加入しています。毎月の払込保険料は、年収1000万円以上の方の場合、月額平均3.06万円です。

 

しかし、融資を受けてローンで不動産物件を購入した場合、団体信用生命保険(団信)に加入することで、生命保険的な効果を得ることができます。

 

 

団体信用生命保険とは、ローンの利用者に万一のことがあった場合、ローンの返済を肩代わりしてくれる保険です。いざという時には、物件のローンが保険で完済されますので、家族のもとには無借金の不動産物件が残ります。残された家族は、毎月の家賃をまるまる生活費として使うことができるのです。

大黒柱が病気になった際の家族への負担も軽減

最近では、がんなどの病気に罹ったときにローンの返済を肩代わりしてくれる団体信用生命保険も出ています。「三大疾病(がん・脳卒中・急性心筋梗塞)」「五大重度慢性疾患(高血圧症・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎)」など、カバーする病気の範囲も選択でき、「就業不能保障」や「介護保障」等を付与することも可能です。

 

万一の際への備えも大切ですが、大黒柱が病気になって長期介護が必要になった場合は家族の負担はより大きいものになります。休職や退職で収入が途絶える恐れがあるうえに、医療費、介護費用の負担もかさみます。そんな場合にもローンの完済された不動産があれば、家賃収入を医療費や生活費に充てて心置きなく治療に専念することができるでしょう。

 

 

また、通常の生命保険は加入者の年齢が上がると毎月の保険料も上がりますが、団体信用生命保険は年齢によって保険料が変わらないという点もメリットです。

 

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鉄羅 敦士

幻冬舎メディアコンサルティング

年収1000万円を超えるような高額所得者である医師にとって、投資用不動産は資産形成に効果的な投資商品の一つです。 不動産投資には、継続的に賃料収入が得られるほか、借入で始められてレバレッジをかけられたり、保険代わり…

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