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不動産会社の広告戦略・・・地域へのPRに効果的な「交通広告」

前回は、認知度を上げる「ウェブサイトとブログ」を活用した広告戦略を取り上げました。今回は、「交通広告」を使った戦略について見ていきます。

公共交通機関による「信頼」のお墨付きが得られる

交通広告とは、駅や電車、バスなど、交通機関に関する場所で見聞きできる広告のことです。

 

小出不動産は、東急大井町線の改札の上の場所に広告を掲示してもらっています。これは年間契約でずっと継続して出している広告で、予算は年間120万円なので、月10万円という計算になります。

 

こうした交通広告は昔からあるタイプの広告方法ですが、公共機関に広告を出すのは、チラシなどとはまたちょっと意味が異なり、鉄道会社やバス会社などが認めた信頼できる広告というお墨付きをもらえます。

 

ただ、特に駅の看板などは頻繁には交換できないので、ここには会社名だけを大きく掲げています。通勤する会社員や学生など、駅を利用する人が改札に向かったときに何となく目に入るという、一種のサブリミナル効果を狙っているものです。会社名を無意識に頭の中に刷り込むことで、不動産に関わる必要性が生まれたときに、ふと「あ、小出不動産」と思い出してくれれば、理想的です。

 

交通広告にはほかにも、バス停の広告やバスの車内アナウンスなども含まれます。バスの車内アナウンスについては一度交渉したのですが、こちらは、地元の歯医者や居酒屋などに人気でずっと先まで契約がいっぱいなので、諦めました。

 

このほか、公共広告としては、品川区役所の戸籍住民課に設置されているデジタル広告板に広告を出しています。これも、転入・転出の届けや住民票を取りに行ったときの、名前を呼ばれるまでの待ち時間の間に、少しでも会社の名前が目に入ればということで実施しています。このデジタル広告は完全データ入稿なので、こちらでつくって納入します。やはり引っ越しシーズンは春や秋が多いですから、そのタイミングで見てもらい、次の引っ越しを考えたときなどに来てもらえればと思います。

ターゲットをピンポイントで狙える「郵便局広告」

広告というと、テレビやネット広告などを思い浮かべがちですが、その類の広告は、自動車や銀行など大企業なら効果的ですが、当然、地域性に特化したタイプの企業には向いていません。ローカル放送局で深夜などにごくニッチな居酒屋などのCMが流れることがありますが、予算的にも困難ですし、もっとピンポイントでなければ、うちのような会社はPRできません。

 

そこで行っているのが、たとえば回覧板への広告の挟み込みや、町内で配られる町内マップの隅の名刺広告、郵便局で切手やハガキを買ったときなどに入れてくれるビニールの袋の広告などです。これらは本当の意味で地元に根付いた広告の仕方です。町内マップの隅の名刺広告は1枠1万円程度。郵便局のビニール袋の広告は対象の郵便局を指定でき、1000枚以上から100枚単位で1年間広告を入れてくれます。

 

郵便局広告のメリットとして「全国2万局からピンポイントで選択できる」「中高年、主婦へのPR効果大」「家庭やオフィスに宣伝効果がある」「公共性と信頼性」などが挙げられています。郵便局は民営化されてから広告をいろいろと募集しているようですから、ウェブサイトを調べていただくと、このほかにも小さな広告出稿ができることがわかるかと思います。

株式会社小出不動産 執行役員

バブル隆盛期に不動産業界に入り、数多くの販売実績を上げた後、その経験を生かして企業の経営再建・承継コンサルタントに転身。数多くの企業や商店街の再建に取り組む。机上のアイデア提案に留まらず、その企業に自ら飛び込んで経営を主導し、内部から再建を図る行動派コンサルティングが持ち味。その実績を携えて2014年に小出不動産に入社。従来の不動産仲介業の常識を覆す経営戦略と営業活動を導入し、新しい「地域密着」型不動産仲介業を展開中。

著者紹介

連載町の不動産屋を成功させる「超密着経営」の極意~広告戦略編

 

小さな不動産会社の一人勝ち戦略

小さな不動産会社の一人勝ち戦略

徳島 雅治

幻冬舎メディアコンサルティング

株式会社帝国データバンクの調べによると、2016年度の不動産代理・仲介業者の倒産は93件で前年度の75件を24.0%上回り、3年ぶりの増加となった。負債額別では負債5000万円未満の小規模倒産が68件を数え、全体の7割を超えている…

 

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