株式投資の銘柄選び⑦…卓越した経営者がいるか?

今回は、企業に「卓越した経営者がいること」の強みを探ります。※本連載は、スパークス・アセット・マネジメントが配信しているメルマガ「スパークス投資情報」と、代表取締役である阿部修平氏が出版した書籍『暴落を買え』をもとに、株式投資家が必ず知っておきたい「いい会社を選ぶ7つの基準」を説明します。

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優れた経営は「高いROE」と直結している

1.卓越した経営者の条件とは?

 

いい会社を選ぶ基準その⑦は、「卓越した経営者がいること」です。しかし、卓越した経営者とは何でしょうか。

 

 

連載第3回では、以下のように「よい経営者」を定義しました。

 

『よい企業の経営者は、常に取引先への支払い、従業員への給与、融資を受けている銀行への利払い、そして税金をしっかりと納めた上で、株主に対して還元する部分をいかに大きくできるかという点を重視して経営にあたっています。これが、結果的に高いROE(Return On Equity)に繋がっていきます』

 

日本には非常に優れた経営者が大勢いるのですが、卓越した経営者・創業者と言えば、孫正義氏、永守重信氏、そして柳井正氏の3名が代表的です。3名の経営者がそれぞれ牽引するソフトバンク・グループ、日本電産、ファーストリテイリングにおけるこれまでの実績と株価の推移がその偉大さを物語っています。

株主総会に足を運び、経営者の人物像や器量を読み取る

2.卓越した経営者を見つけ出す二つのコツ

 

では、この3人以外から、将来の「卓越した経営者」を見つけ出すにはどうしたらいいでしょうか。

 

 

一般の投資家の方が、社長に直接会って話をする機会というのはなかなか多くないと思います。そのため、まずは実際にその会社のサービスを受けてみることをおすすめします。

 

組織の大小にかかわらず、会社・社員は経営者を映し出す鏡のようなものなのです。社長がしっかりした人物だと、社員も正しい行動を取ろうとし、逆に社長が嘘つきだと、社員も嘘をつくようになります。

 

例えば、レストランを経営している会社であれば、そのレストランに出向き、お店の雰囲気、接客態度などを見れば、ある程度は社長の人物像や経営方針などが見えてくるものです。

 

また、株主総会は、個人投資家でも直接、経営者の言動を見ることが出来る貴重な機会です。できる限り足を運び、経営者の人物像や器量を読み取ってみることをおすすめします。

 

さらにいえば、前述の3人(孫正義氏、永守重信氏、柳井正氏)がメディアに取り上げられているときの発言などを見聞きしておき、投資先となる会社の経営者の発言が「この3人の発言と比べてどうなのだろう?」という視点で比較してみてもいいかもしれません。

 

3.最後に

 

本連載は今回を持って最終回となります。連載第1回にも記載した通り、資産運用の基本的なゴールは「経済的自由(フィナンシャル・インディペンデント)」を実現し、自由な人生を勝ち取ることにあります。

 

その方法論はもちろん一つではありませんが、ここで記載した「いい会社を選ぶ7つの基準」が、皆さんの経済的自由への道のりの一助になれば、こんなにうれしいことはありません。

 

※上記の企業名はあくまでもご参考であり、特定の有価証券等の取引を勧誘しているものではございません。

 

 

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スパークス・グループ株式会社 代表取締役社長

北海道札幌市出身。上智大学経済学部卒。米ボストンのバブソンカレッジでMBA取得。

1981年、野村総合研究所に入社後、ニューヨークのノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルに出向し、米国の機関投資家向けの日本株のセールスに従事。1985年にニューヨークで独立し、ジョージ・ソロス氏から1億ドル(当時の為替レートで約200億円)の運用を任される。

1989年、日本でスパークス投資顧問(現スパークス・グループ)を設立。2001年に上場。2005年、ハーバード大学ビジネススクールでAMP取得。現在の投資対象は日本の上場株だけでなく、アジアの上場株、再生可能エネルギー発電施設や不動産といった実物資産、そして米国、イスラエル、日本などの未上場企業にまで広がってきたが、投資対象の価格と価値の差に着目し主体的に働きかける投資哲学は一貫している。

プライベートでは作詞、作曲、ギター演奏に加え、絵画も描く。

近著に『暴落を買え!-年収300万円から始める資本家入門-』(ビジネス社 2017/5/24)。

著者紹介

連載スパークス・アセット・マネジメントが語る――株式投資家のための「いい会社を選ぶ7つの基準」

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