フランス情緒の漂う街並みはまさに「北米のパリ」
1760年にイギリスに占領されるまでフランス領土であったモントリオール。
ヨーロッパを感じさせる洗練された街並みの中に複雑な歴史が見え隠れする。街中にはフランス語の看板があふれ、第一言語はフランス語。
一方で、英語も話せるバイリンガルが多いのも大きな特徴だ。モントリオール映画祭が開催されるなど、「芸術の街」としても知られる。
見応えのある作品をそろえるモントリオール美術館
Tour guide
●モントリオール及びその周辺の観光ガイド
①約190年の歴史を誇るカトリック教会 モントリオール・ノートルダム大聖堂
この大聖堂の色鮮やかで精巧な内装はアメリカ大陸では他に類を見ない。ステンドグラスにはモントリオールのルーツである植民地ヴィル・マリーにまつわる宗教物語が描かれており、街の歴史をたどることができる。モントリオール出身の歌手セリーヌ・ディオンが結婚式を挙げたことでも有名。
②夏には大道芸人が出て賑わう ジャックカルティエ広場
ノートルダム大聖堂から数百メートルの距離にあるジャックカルティエ広場は、市庁舎から旧港を結んでいる。市庁舎前で目に留まるのはトラファルガー海戦で活躍したネルソン海軍司令官の記念碑。カフェやレストランも多いので、広場を眺めながらゆっくり食事やお茶を楽しむのもいいだろう。
③3万点を超える所蔵品 モントリオール美術館
1860年創設の美術館。カナダ最古の美術館で、歴史的建造物である旧館と現代建築の新館がシェルブルーク通りをはさんで向かい合っている。国際的な展示はもちろん、国内やケベック州の美術作品も充実していて見応えがある。美術館が好きな方には、「モントリオール現代美術館」もオススメ。