前回は、アイルランド・ダブリンの留学先情報を紹介しました。今回は、アイルランド・ダブリンの地域情報、観光情報を見ていきましょう。

歴史を学び、アイルランド人の「魂」に触れる

 Activity 

 

①人が集い音楽を愛でる アイリッシュ・パブ

アイルランドならどんなに小さな町でもあるパブは、老若男女が集まる生活に密着した社交場。そしてパブに付き物なのが、伝統音楽アイリッシュ音楽だ。生演奏を聴けるパブもありますが、街でストリートミュージシャンに出くわすチャンスもあるだろう。

 

 

②アイリッシュダンス

アイリッシュダンスとは、伝統音楽にのせてステップを踏み、靴を打ち鳴らすアイルランド独特のダンス。イギリス統治時代、踊ることを禁止された際に、窓を通して外から見られても気づかれないようにと、下半身のみを動かすアイリッシュダンスが誕生した。

 

 

③柱には弾痕が残る 中央郵便局(General Post Office)

市内中心部に構える中央郵便局は、アイルランド独立のきっかけとなった1916年の「イースター蜂起」の舞台としてアイルランドで最も歴史的価値の高い建物の一つ。歴史をたどれるミュージアムも併設されている。

 

 

④独立の歴史と深い関係のある場所 キルメイナム刑務所

1924年に閉鎖された激動のアイルランド革命時代を今に伝える旧刑務所。イースター蜂起のリーダーたちも収監され、そのほとんどが処刑された。見学はガイドが案内するツアー形式のみ。独房に実際入ることもできる。

 

ダブリン及びその周辺の観光ガイド

⑤アイルランドを代表する観光地 コーズウェイ・コースト・ウェイ

六角柱が奇妙に並ぶ世界遺産ジャイアンツ・コーズウェイが有名で、ダブリンからの一日観光ツアーも多い。エメラルドグリーンの海を見ながら行くキャリック・ア・リード吊り橋までの散策はとても気持ちいい。石柱の成り立ちや伝説を解説しているビジターセンターもチェックしよう。

 

 

⑥大人の工場見学 ギネスストアハウス

日本人にもなじみのあるギネスビールはアイルランドで誕生した。見学ツアーでは材料や作り方が丁寧に説明され、正しい注ぎ方まで教えてくれる。最上階のバーでは365度のパノラマでダブリンの街を眺めながらビールを味わえる。できたてビールのクリーミーな泡に驚く人も多いだろう。

 

 

⑦庶民の信仰の拠点としてあり続けた グレンダ・ロッホ

アイルランドにおける初期のキリスト教会があることで有名。中でも最大の規模を誇るのが石造りの大聖堂跡だ。入り口のアーチや窓枠、食器棚などは芸術性の高さだけではなく当時の進んだ技術力についても示している。ランドマークの石塔はバイキングに襲撃されたときの避難場所だった。

 

 

世界13カ国英語留学ガイド

世界13カ国英語留学ガイド

太田 裕二

幻冬舎メディアコンサルティング

本書では単なる情報提供ではなく、13カ国以上の語学留学経験をもつ「留学ジャーナリスト」の著者が、現地に行かないと絶対にわからない「生の情報」を紹介。海外留学に関心の高い20代後半~35歳の若手社会人をメインターゲット…

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