外国人観光客に「ポジティブな口コミ」を発信してもらう方法

前回は、外国人観光客を呼び寄せる「SNS」の活用術を取り上げました。今回は、外国人観光客に「ポジティブな口コミ」を発信してもらう方法を見ていきます。

多くの外国人観光客が活用する「旅行支援アプリ」

世界中の観光客相手のITの雄はトリップアドバイザー、世界的に有名な旅行支援アプリでしょう。世界最大の閲覧数を誇る、いわゆる口コミサイトです。

 

数千万件以上の口コミ情報や世界各地の写真が投稿され、世界の人々は自分の国にいながらにして、これから訪問する国、あるいはいつか訪問したいと思っている国の情報を詳細に、かつ希望通りに集めることができます。

 

一般の人々からの情報は、旅行社などが集め、公式に発表した情報とはまったく違った視点から、価格比較はもちろんのこと、その国の文化の詳細にいたるまで多岐にわたっています。

 

実はこれが知りたかった、というようなかゆいところに手が届くような情報さえ得ることできるのです。実際、「トリップアドバイザーを見てこのレストランに来た」「この温泉旅館を選んだ」という外国人観光客を私は多く知っています。

 

「期待を上回るサービス」がコメント投稿の動機に

お客様は期待を超える「ワオ!」の瞬間があったときに、コメントを投稿します。さりげないひと言やちょっとしたサービス・対応でそのコメントが生まれるのです。

 

一般のお客様に日本側の「おもてなし」や観光地の素晴らしさを利害関係なく伝えてもらうことにより、店やホテルは1円のお金も払わずして、最高の広告を流せることになります。

 

例として私が訪れたことのある、インドの人気レストランを紹介しましょう。

 

そのレストランでは食事客をキッチンの中へ招待し、無料でナンを焼かせてあげたり、料理を体験させてあげたりしています。私もシャワーキャップをかぶって体験したのですが、特別感がありとても楽しい経験でした。

 

帰り際、レストランの人から「よかったらトリップアドバイザーでコメントしてくださいね」という言葉とともに渡されたのはお店のカード。事実このレストランはトリップアドバイザーに何件も良い口コミが投稿され、観光客から人気を得ています。口コミを利用した成功例といえるでしょう。

 

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株式会社RADIANT 代表取締役

新潟大学人文学部英米文化課程卒業後、米国系航空会社(旧NW)日本支社に入社。旅客部門、機内サービス部門を経て、アジア地区における接遇教育専任担当として、接客力をもつ多くの社員を職場に送出。退社後、神田外語学院エアライン科講師を経て、株式会社早稲田総研インターナショナル(現:早稲田大学アカデミックソリューション)の英語コミュニケーションクラスの講師として大学の講座で教壇に立つ。
その後、株式会社RADIANT設立。ヒルトン東京ベイを皮切りに、マンダリンオリエンタルホテル東京、東京ステーションホテル等の大手ホテルにて、英語接遇研修を行う。その他、大手製薬会社、医療メーカー等の社内研修においても高い評価を得ている。

著者紹介

外国人観光客をリピーターにする 世界基準の「接客サービス」

外国人観光客をリピーターにする 世界基準の「接客サービス」

村田 志乃

幻冬舎メディアコンサルティング

サービス・ホスピタリティ業界に携わるすべての人に贈る外国人観光客をリピーターにする方法! ●日本人のおもてなしが外国人に伝わりにくい理由 ●「あいづち」「聞き返し」の英語とは? ●接客における「魔法の言葉」ma…

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