「億万長者マインド」と「貧乏マインド」
前回の続きです。
成功し、お金持ちになる。そのために”学び”が重要だと書きましたが、それを、より実りあるものにするためには、自分自身の心のありようが深く関係します。
私は前著『世界の超一流から教えてもらった「億万長者」思考』(日本実業出版社)で「億万長者マインド」「貧乏マインド」について説明しました。
これは、成功したりお金持ちになったりする人に共通する心のありようと、逆に成功やお金を得ることから遠ざかってしまう心のありようという、2つの対極にある心のありようのことです。
「億万長者マインド」を持つ人は常に、自分自身に対して可能性を見出しています。
「貧乏マインド」を持つ人は、残念ながら可能性を感じるよりも先に、自分に対して制限をかけてしまっています。
「自分にはこれだけの能力しかないから、この課題をクリアするのは無理」
などと、行動を起こす前から自分に制限をかけ、可能性を潰してしまうのです。
「自分の無限の可能性」を信じ続けることが必要
幸いにして私は”学び”と向かい合う前からポジティブな思考回路を持っていたようで、言葉を換えれば「能天気」ということにもなりますが、とにかく行動してみようというスタンスで生きてきました。
結果的には、無意識のうちに「億万長者マインド」に即した行動をしていたことになりますが、自分の行動理念に自信を持てたのは、人生のさまざまな局面において、理論的な裏打ちをしてもらうことができた”学び”のおかげでした。
成功にしても失敗にしても、実際にアクションを起こしてみなければ結果として表れません。そして、自分の能力に勝手に限界を感じていては、この行動そのものの機会が失われてしまいます。
だからこそ、本格的な”学び”に入る前に「自分には無限の可能性が秘められているんだ!」という、ある種の思い込みを心に保ち続けることが求められます。
あなたは、どうでしょう?
「たぶん、できないから」
「失敗するかもしれないから」
そんな「貧乏マインド」で、
「できると思うから」
「成功するかもしれないから」
という「億万長者マインド」を消してはいないでしょうか。