今回は、経理のスリム化に「業務の見える化」が不可欠な理由を見ていきます。※本連載は、株式会社アックスコンサルティング代表取締役・広瀬元義氏の著書『社長さん!経理はプロに任まかせなさい!』(あさ出版)の中から一部を抜粋し、ムダをなくす経理管理についてわかりやすく解説します

「ブラックボックス化」していては、スリム化は不可能

筆者著書『社長さん! 経理はプロに任まかせなさい!』内にてこれまで

 

「経理作業を棚卸しよう」

 

「業務内容を明確にしよう」

 

という表現をしてきましたが、これらすべての根本にあるのは「見える化」という考え方です。

 

先述してきたとおり、経理業務はブラックボックス化しやすい傾向があります。ブラックボックス化したものに対して、スリム化は不可能です。見えたものに対してのみ、スリム化が可能になります。

担当者に「現在の経理内容」をオープンにしてもらう

ですから、何に、どれだけの時間と労力がかかっているのか、まずは「見える化」に取り組まないと、経理を改善しようにも、しようがありません。

 

「見える化」、つまり経理担当者に、現在の経理内容をオープンにしてもらい、業務の流れを明文化するところからはじめましょう。

 

次回以降では、そのポイントをご紹介していきます。

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