今回は、FX投資における「勝ちパターン」として、取引時間は30分以内がよい理由を見ていきます。※本連載は、ファイナンシャルプランニングや中国ビジネスコンサル等を行う、株式会社Kanakogi Kenの代表取締役・鹿子木健氏の著書、『なぜ鹿子式は銀行預金より安全で、不動産投資より稼ぐのか?』(雷鳥社)の中から一部を抜粋し、FXの「勝ちパターン」について詳しく紹介します。

どんなに忙しくても、歳をとっても一生続けられる

もう一点、重要なことを話しておく必要があります。

 

それは、「勝ちパターン」で取引する際のローソク足の時間軸のことです。

 

トレードに使う時間は人それぞれで自由ですが、私は一日30分以内をお勧めしています。時間帯は、朝でも夜でもかまいません。

 

サラリーマンでも、子育てをしながら働いている女性でも、家族の介護をしている方でも、どんなに忙しくても相場で儲けを出すことが可能でなければ意味がない、と考えています。それに、30分以内なら、歳をとっても一生続けられるでしょう。

一日30分でトレードするなら「終値」を意識すべき

一日30分でトレードするためには、日足以上の時間軸がやりやすいです。そして、必ず意識しなければならないことは終値です。

 

セイジ 三日目に話してくださった「ローソク足終値」のことですね。

ニューヨーク市場のクローズと同時に確定する最終的な価格でしたね。

 

そうです。

 

毎日一度だけ確定する「日足終値」を基準にしているので、一日に何度もチャートを見る必要はありませんし、終値が確定してから行動するので、あと出しジャンケンで取引して儲けを出すことが可能なのです。

 

さらに、終値を基準にする取引のメリットは、利益を大きくできることです。

 

これから説明する「ミッション 001」では、利食い(利益確定)も終値を確認してから行います。終値なので、あらかじめ複雑な利食い(利益確定)の指値注文を設定しておく面倒もないですし、暴落や暴騰のような場面では、思いもかけず大きな利益を得ることができます。大きく動いてから利食い(利益確定)するからです。

本連載は、2017年6月30日刊行の書籍『一週間でマスター FX入門 なぜ鹿子木式は銀行預金より安全で、不動産投資より稼ぐのか?』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。
投資はご自分の判断で行ってください。本連載を利用したことによるいかなる損害などについても、著者および幻冬舎グループはその責を負いません。

一週間でマスター FX入門  なぜ鹿子木式は銀行預金より安全で、不動産投資より稼ぐのか?

一週間でマスター FX入門 なぜ鹿子木式は銀行預金より安全で、不動産投資より稼ぐのか?

鹿子木 健

雷鳥社

1日30分以上のトレード禁止! 時間をかけずに、のんびりやっても稼げるやり方があります。 それが、年利20~30%以上を稼ぐ鹿子木式! どうやったら、オイシイところで、 売ったり買ったりできるの? それを見分ける方法…

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