売値下ストップを置くタイミングは「最初の利食い」
【「ミッション 001」 ―― 売り のまとめ】
◆ 環境…+1σより上を9本以上バンドウォーク(+1σの上を歩くように動くこと)した後、ローソク足終値が+1σを下回ったら、注目!
◆ レバレッジ… 一度の取引で0.5倍程度、最大でも1倍以内
★ 口座に入れている証拠金の1倍以内です。
◆ エントリー… 売買予定額の4分の1を成行注文で打診売り(その時の市場価格で少しだけ売って様子をみる)。
残りの4分の3は打診売りより上、+1σより少し上までの範囲に売りの指値注文を置く。
★ 一度に売らない理由は、値上がりリスクに備えるため。
◆ 損切り(ロスカット)…+1σを終値で上回った時点/ストップロス( 損切りの逆指値注文)は、+2σが目安。
◆ 利食い( 利益確定)… センターライン近辺で半分、-1σ近辺で4分の1、-2σ近辺で最後の4分の1。
*どこまで下落するかわからないため、利食いを分散させる。
◆ 売値下ストップ(逆指値注文)を置くタイミング… 最初の利食い(利益確定)をした時。
★ ストップを売値の下に移動すれば、急騰しても利益を出したまま取引終了できる。
◆ 指値注文を取り消すタイミング… 最初の利食い( 利益確定)をした時点、または売値下ストップ(逆指値注文)を置いた時点。
◆ 推奨時間足… 日足以上(4時間足以上は可)
◆ 推奨取引時間帯… いつでもOK(ただし毎日同じ時間帯にする)
★ より確実性を追求するなら週足や月足で下落基調時に「ミッション 001」の売りエントリーを狙うとよい。
[図表1]ドル/カナダの日足チャート
ローソク足終値が+1σを下抜けたら、その次の足で売り注文を出す。センターラインで半分利食い、-1σで4分の1利食い、-2σで最後の4分の1を利食い。
[図表2]ポンド/ドルの4時間足チャート
ローソク足終値が+1σを下抜けたら、その次の足で売り注文を出す。センターラインで半分利食い、-1σで4分の1利食い、-2σで最後の4分の1を利食い。
[図表3]ユーロ/円の週足チャート
ローソク足終値が+1σを下抜けたら、その次の足で売り注文を出す。センターラインで半分利食い、-1σで4分の1利食い、-2σで最後の4分の1を利食い。
[図表4]ユーロ/ドルの4時間足チャート
ローソク足終値が+1σを下抜けたら、その次の足で売り注文を出す。センターラインで半分利食い、-1σで4分の1利食い、-2σで最後の4分の1を利食い。
[図表5]カナダドル/スイスフランの日足チャート
ローソク足終値が+1σを下抜けたら、その次の足で売り注文を出す。センターラインで半分利食い、-1σで4分の1利食い、-2σで最後の4分の1を利食い。
[図表6]スイスフラン/円の4時間足チャート
ローソク足終値が+1σを下抜けたら、その次の足で売り注文を出す。センターラインで半分利食い、-1σで4分の1利食い、-2σで最後の4分の1を利食い。
日足で発生した「ミッション 001」は年間平均81回!?
まゆ子 でも、大きなトレンドが終わるタイミングだけしか取引できないなら、取引のチャンスは限られるのではないですか?
たしかにそうですね。2013~15年の3年間に、推奨20通貨ペアの日足で発生した「ミッション 001」は244回でした。分析してみると、168勝76敗、勝率68.85%ですね。
日足で発生した「ミッション 001」の平均回数は年間81回です。週足、4時間足、1時間足等を含めれば、年間数千回は下らないと思います。日足の取引に限っても、年間81回も、「あと出しジャンケン」で利益にするチャンスがあるわけです。
日足以上のスイングトレードをする人が、もっと多くの取引機会を得るために、「ミッション 002」以降の「勝ちパターン」があります。
一度にたくさん頭にいれすぎると混乱してしまうので今回はご紹介しませんでしたが、ミッション 002以降では以下の勝ちパターンを扱っています。
トレンドの初動に乗る、レンジ(上下に行ったり来たりする相場)で利益にする、押し目買いや戻り売り、わかりにくい相場を味方につける、抵抗ラインを見抜く、大底で買い天井で売る、長期投資。これらの勝ちパターンはオンラインスクールやセミナーでお伝えしています。
たとえば「ミッション 002」は、流行が始まってすぐに安く買い、流行が終わる前に高く売り抜けるというものです(売りはその逆)。
001と002の二つの「勝ちパターン」を知るだけでも、トレンドが始まっても利益にでき、終わっても利益にできる仕組みを手に入れることになります。もちろん、001を知るだけでも一生勝ち続けることが可能だと私は思っています。ですから、安心してください。