「保険のことを考えるのが面倒な人」が抱えるリスクとは？

加入したらそれっきりになりやすい「保険」

山田：今回は保険の話を聞きたいと思います。

高橋：さっそくですが、今はどんな保険に入っていますか？

山田：えーと・・・、生命保険と医療保険ですね。

高橋：月額で言うと、どのくらいですか？

僕ひとりだと、生命保険が1万2000円くらいで、医療保険が3000円くらいでしょうか・・・。嫁も同じものに入っているので、その2倍の金額を毎月払っていることになりますね。

高橋：2人でだいたい3万円くらいってことですね。う〜ん・・・、なるほど・・・。ということは、生命保険は貯蓄型の保険ですか？

山田：生命保険はそうだったと思います。掛け捨てだと、やっぱりもったいないじゃないですか（医療保険は掛け捨てだけど・・・）。

高橋：う～ん・・・、なるほどなるほど・・・。

山田：（・・・）。ダ、ダメってことですか？

高橋：ダメっていうわけではないんですけど、う〜ん・・・。

山田：ダメってことじゃないですか！　どのあたりがダメなんですか？

高橋：それは、これからゆっくり説明していくとして、そもそも保険の見直しとかはしたことがありますか？

山田：えーと・・・、5年前に結婚してから保険に入ったんですが、一度も見直したことはありません。

保険を人任せにする人は、お金のことも人任せ!?

高橋：まずは、そこからですね。私は、保険の付き合い方には、その人のお金との付き合い方が表れると思っています。

山田：え？　どういうことですか？

高橋：つまり、保険としっかり向き合っていない人は、お金についても同じだということ。保険のことを考えるのが面倒で人任せにしている人は、きっとお金のことも自分で主体的に考えていないのではないでしょうか。

山田：（ギクッ）。保険というのは、入っておけば安心だと思っていました・・・。

高橋：安心を買うのが保険と言われていますからね。では、「そもそも、保険とは何か」という話からしていきましょう。

山田：よろしくお願いします。