研修後は「思い悩む」くらいがちょうど良い?
最近、本当に良い研修は、自分のアクションに悩んで、もやもやして終わることなのかもしれないと考えています。「今日はスッキリした」というのは、答えをクリアに渡してしまっているということでもあり、多くの場合、与えすぎているのかもしれません。
もちろんある程度のスッキリ感は重要ですが、「自分はどうすれば良いのだろうか?」と思い悩むくらいがちょうど良いのかもしれません。
研修だけでは「PDCAサイクル」を回せない
答えのないアクションプランを自分なりに考えて、職場やリアルワールドな場でトライ&エラーをしてみて、省察(リフレクション)をして、自分で考える力を身につけていかなければ「自律した人材」にはなれないからです。
つまり、研修内でPDCAは一巡しないということになります。アクションプランは現場で実行してもらい、現場の上司が手を差し伸べてフォローしてはじめてPDCAを回せることになるのです。与える量のバランスは私もいつも悩むところです。