今回は、中小企業の生産性を高める「経営力向上計画」の概要を説明します。※本連載は、福井泰代氏が代表取締役を務める「株式会社ナビット」が運営するWEBサイト、「助成金なう」のブログから一部を抜粋し、助成金・補助金に関する疑問や、専門用語をQ&A方式でわかりやすく紹介いたします。

国から計画の認定を受け、金融支援を得る

人材育成、コスト管理等のマネジメントの向上や設備投資等によって、中小企業の生産性を向上させるための計画です。

 

この計画は中小企業等経営強化法案に基づくもので、少子高齢化等によって人材不足や将来への成長のための生産性向上が必要であるとの認識のもと、経営力向上計画を作成して、これを国が認定するものです。

 

認定された計画に対して、購入する設備の固定資産税が3年間半額にする軽減措置や信用保証協会の保証枠を拡大するなどの金融支援を得ることができます。

補助金の申請前に、経営力向上計画を申請する手も

計画は、現状認識、目標、取組内容などを記載する実質2枚の様式により策定します。事業分野別指針という業種における課題や成功事例をベースに作成することができます。

 

認定を受けると、「ものづくり補助金」などの加点要素となりますので、今後、国の補助金の申請を検討されている方は、ぜひ、その前の経営力向上計画の申請を考えられてはいかがでしょうか。

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