研修に力を入れたいけれどコストが…
中小企業の場合、社員の研修に力を入れたくても、時間的な制約やコストの問題もあり、なかなか研修を行いたくても実施できないことが多いのではないでしょうか。
こうした企業の後押しをするため、「社員研修」関連助成金が整備されています。
社員の能力やモチベーションの向上、ノウハウの習得、必要免許の習得など、様々な研修に対応できる助成金があり、OJT、社内研修、社外研修などに対応しています。
有名な「3つの社員研修関連助成金」とは?
なかでも、キャリアアップ助成金、キャリア形成促進助成金、雇用調整助成金などが有名です。
キャリアアップ助成金は、有期契約労働者等に対する訓練として、一般職業訓練(Off-JT)、有期実習型訓練(「ジョブ・カード」を活用したOff-JT+OJT)、中⻑期的キャリア形成訓練(専門的・実践的な教育訓練)(Off-JT)を揃えています。
キャリア形成促進助成金は、主に正社員向けの研修で、企業内におけるOJTと教育訓練機関で行われるOff-JTを効果的に組み合わせて実施するものになります。
雇用調整助成金は、景気の変動、産業構造の変化その他の経済上の理由により、事業活動の縮小を余儀なくされた企業が、教育訓練を実施することによって、従業員の雇用を維持した場合に助成されるものです。