ピンチになると見えてくる「本当に信頼出来る人」とは?

今回は、「本当に信頼出来る人」とはどのような人か、筆者の経験を交えて見ていきます。※本連載は、磯部塗装株式会社の代表取締役である磯部武秀氏による著書、『周りが自然に助けてくれる人の仕事術:27歳で借金50億を抱え、5年でゼロにした私の「透明貯金」』(合同フォレスト)より一部を抜粋し、負債50億円の企業を復活させた「透明貯金」について説明します。

誠実そうに見えて、信頼できない人も・・・

私たちは普段から、信用できる人とできない人を、なんとなく分類しています。しかし、その分類がはずれ、自分の判断に裏切られることがあります。

 

ところが、ピンチになると判断力が研ぎ澄まされていきます。いや、自分の判断力が研ぎ澄まされるというよりは、相手の正体があらわになるといいましょうか。ピンチになると、本当に信頼できる人とできない人が明確になってくるのです。

 

私は若いときから(と言うにはまだ若輩者ですが)、自分の手には負えないけれどもなんとかしなくてはならないという状況に自分を追い込んでは、いろいろな人に頼って助けていただき、どうにか乗り切ってきました。

 

面白いことに、頼るほど、助けられるほどにそのような人たちとの信頼関係が強くなり、自分も助ける側に成長することを実感してきました。

 

このように、大きさにかかわらずピンチを経験するたびに、人を見る目が肥えてきます。誰が本当に信頼できる人か、逆に誠実そうに装っていても信頼できない人かを見抜くことができるようになってくるのです。

一緒にムリやムチャをしてくれる仲間を探す

会社が倒産の危機にあったときも、協力的で信頼できる人と、非協力的で信頼できない人はかなり明確に見分けることができました。

 

たとえば、会社の中でも上長からの評価が低かったり、低い地位で重要な仕事を任せられずに軽んじられたりしていたような人たちの中にも、信頼できる人を見つけ出すことができたのです。

 

私はそのような人たちを、自分の目や嗅覚を信じて抜擢し、会社再生の原動力として新しい組織の中核になってもらいました。そして、実際に彼らは力を発揮し、そのような彼らの働きによって会社はみるみる立ち直っていきました。

 

彼らの共通点は、私がピンチのときに、一緒にムリやムチャをしてみましょう、という姿勢を示してくれたことです。できるところまで一緒にやってみましょう、という態度で接してくれたのです。

 

一方、それなりの立場にあり、もっともらしいことを語っていても、私がピンチの状態にあるとわかれば、「私にはできません」と尻込みしてしまう人は、信頼できないと判断していた人たちでした。

 

このように、ピンチのときこそ信頼できる人を見つけることができますので、若いうちからムリやムチャをしてピンチな状態を経験すれば、信頼できる人を見抜く眼力が養われるのです。

磯部塗装株式会社 代表取締役

1982年、静岡県静岡市生まれ。27歳のとき、100年続く塗装会社の4代目社長になる。そして、50億円もの負債を抱えることとなる。倒産が確実視されていたが、目に見えない「透明貯金」によって奇跡的に借金をゼロにし、年商30億円の会社へとV字回復させた。逆境を乗り越えることができた仕事術には、リアリティーと説得力があり、多くの若者の働き方に影響を与えている。

著者紹介

連載負債50億円の企業を復活させた「透明貯金」の力

周りが自然に助けてくれる人の 仕事術

周りが自然に助けてくれる人の 仕事術

磯部 武秀

合同フォレスト

若いうちは「貸し」ではなく「借り」をつくって「見えない資産」につなげよう!! 助けてもらった「借り」が増えるほど、「透明貯金」も増えていく! ホンモノの逆境を乗り越えた著者による、人に助けてもらえる仕事術を大公…

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