書籍詳細

『51のデータが明かす日本経済の構造 物価高・低賃金の根本原因』

51のデータが明かす日本経済の構造 物価高・低賃金の根本原因

宮本 弘曉

出版社名:PHP研究所

発行年月:2022年10月

●この30年で平均所得は100万円下落……なぜ日本の賃金は上がらない?
●理由は、国民が平等に貧しくなる「未熟な資本主義」にあった!
●元IMFエコノミストがデータで示す「歪んだ経済構造とその処方箋」!

物価の高騰、賃金の低迷が続く日本経済。
未曾有の物価高にもかかわらず、賃金が「ほぼ横ばい」という異常事態。
平均賃金は韓国に追い抜かされ、同時に歴史的な円安も進行している。

かつてIMF(国際通貨基金)に勤め、現在は東京都立大学教授の著者は、「日本経済停滞の要因は、日本特有の経済構造、いうなれば〝未熟な資本主義〟にある」と喝破し、それを打破するためには、物価と賃金、さらにはそれらの土台となる、「企業経営=労働・雇用のメカニズム」を知る必要があると説く。

各種国際統計・データから、日本の経済構造の歪みを徹底分析し、
日本再生の処方箋を示す1冊。

東京都立大学経済経営学部
教授

1977年生まれ。東京都立大学経済経営学部教授。慶應義塾大学経済学部卒業、米国ウィスコンシン大学マディソン校にて経済学博士号取得(Ph.D. in Economics)。国際大学学長特別補佐・教授、東京大学公共政策大学院特任准教授、国際通貨基金(IMF)エコノミストを経て現職。専門は労働経済学、マクロ経済学、日本経済論。日本経済、特に労働市場に関する意見はWall Street Journal、Bloomberg、日本経済新聞等の国内外のメディアでも紹介されている。著書に『101のデータで読む日本の未来』(PHP新書)など。

著者紹介

掲載記事

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録