書籍詳細

『ブロックチェーン×エネルギービジネス』

ブロックチェーン×エネルギービジネス

江田 健二

出版社名:エネルギーフォーラム

発行年月:2018年6月

インターネットの巨人、グーグルが創業して20年。インターネットは、あらゆる業界に影響を与え続けています。ビジネスを考えていくうえで、もはやインターネットを無視することはできません。そして、ブロックチェーンは、「インターネットの再来」と注目され、日に日に評価を高めています。「FinTech」という造語ができたように金融業界は、いち早く影響を受け始めていますが、エネルギー業界も避けることはできないでしょう。

「ブロックチェーンが本当にエネルギー業界で役に立つのか?」、「新しいビジネスモデルはどのようなものか?」、「将来の我々の生活やビジネスはどう変化するのか?」――。

本書は、技術的な説明を極力減らしました。エンジニアの方々向けの、いわゆるシステム構造ではなく、ビジネスマンの方向けにブロックチェーンのおかげで「私たちは、これまでにできなかった何が実現できるようになるのか」の理解に重きを置いています。加えて、より具体的イメージしていただくため、世界の50以上のエネルギービジネスでのブロックチェーン活用事例を紹介しています。

「エネルギービジネス」は、「ブロックチェーン」で花開くと考えています。もちろん、将来に対する展望は人それぞれでしょう。解決策が見当たらない問題が山積のエネルギー業界で、「花開く」とは能天気と思われるかもしれません。しかし、ブロックチェーンは、暗い暗い洞窟を照らす一筋の光明となり、私たちの社会をより良い方向に導く可能性があります。本書を通じて、社会とエネルギーの新しいモデルについて一緒に考えていけたら幸いです。

一般社団法人エネルギー情報センター
理事

富山県砺波市出身。慶應義塾大学経済学部卒業後、アンダーセンコンサルティング(現:アクセンチュア)に入社。エネルギー/化学産業本部(リソースグループ)に所属し、電力会社のCRMプロジェクト、大手化学メーカーのSCMプロジェクトなどに参画。アクセンチュアで経験したITコンサルティング、エネルギー業界の知識を活かし、2005年に起業後、RAUL(ラウル)社を設立。一般社団法人エネルギー情報センター理事、一般社団法人エコマート運営委員、一般社団法人CSRコミュニケーション協会理事、現職。
「環境・エネルギーに関する情報を客観的にわかりやすく広く伝えること」「デジタルテクノロジーとエネルギー・環境を融合させた新たなビジネスを創造すること」を目的に執筆・講演活動などを数多く実施。
主な著書にAmazonベストセラー第1位(エネルギー一般関連書籍部門)となった『エネルギーデジタル化の未来』(2017年、エネルギーフォーラム)のほか、『3時間でわかるこれからの電力業界―マーケティング編―5つのトレンドワードで見る電力ビジネスの未来』(2016年、good.book)など。

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