著者紹介

小松 成美

1962年横浜市生まれ。
広告代理店勤務などを経て1989年より執筆を開始。
主題は多岐にわたり、人物ルポルタージュ、スポーツノンフィクション、インタビューなどの作品を発表。
著書に『中田英寿 鼓動』『中田英寿 誇り』『YOSHIKI /佳樹』
『勘三郎、荒ぶる』『横綱白鵬 試練の山を越えてはるかなる頂へ』
『仁左衛門恋し』『全身女優 私たちの森光子』『五郎丸日記』
『それってキセキ GReeeeNの物語』などがある。

書籍

虹色のチョーク 働く幸せを実現した町工場の奇跡

『虹色のチョーク 働く幸せを実現した町工場の奇跡』

小松 成美

「彼らこそ、この会社に必要なんです」 社員の7割が知的障がい者である“日本でいちばん大切にしたい会社”を、小松成美が描いた感動のノンフィクション。 人は働くこと、人の役に立つことで幸せになれる――。 神奈川県川崎市にあるチョーク製造会社・日本理化学工業株式会社は、昭和12年に小さな町工場からスタートした。昭和36年に二人の少女を雇い入れたことをきっかけに、障がい者雇用に力を注ぎ、「日本でいちばん大切にしたい会社」として全国から注目を集め続けている。 現在も社員83名のうち、62名が知的障がい者。一人一人の能力に合った仕事を作ることで、彼らが製造ラインの主戦力となり、社員のほとんどは定年まで勤め上げる。同時に、彼らの作るダストレスチョークは業界シェア1位を誇る。 今でこそ福祉と経営の両面で注目を浴びるが、ここに辿り着くまでには数々の苦悩と葛藤があった――。 本書は、日本理化学工業の会長や社長、働く社員、さらには、普段語られることの少ない障がい者のご家族へのインタビューを通して、「働く幸せ」を伝える一冊。

書籍紹介

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