[連載]コロナ禍から回復の中国経済が背負う「中国債券デフォルト」の危機

中国経済は新型コロナウイルスの影響から一足早い回復を見せる一方、債務不履行(デフォルト)も急増している。金融政策の正常化が検討されてはいるものの、債権の返済圧力は大きく、その判断は難しい。市井の「国有企業信仰」が揺らぎつつある中、中国政府はどんな対策を立てているのか。その実情と展望を探る。本稿は筆者が個人的にまとめた分析・見解である。

本連載の著者紹介

1976年、大蔵省入省。1990年、アジア開発銀行理事代理、2000年、香港理工大学中国商業センター客員研究員。2003年、アジア開発銀行研究所総務部長、2006年以降、財務省神戸税関長、財務省財務総合政策研究所次長、財務省大臣官房政策評価審議官、2010年から大和総研常務理事等の要職を歴任。2015〜21年、香港の日本ウェルス(NWB)独立取締役。一橋大学卒。香港中文大学普通話課程修了。

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