[連載]介護離職、家庭不和…子ども世代を不幸にする「頑張る介護」への警鐘

「育ててくれた親にできるだけのことをしてあげたい」…2013年頃から、介護離職をする人は年間9万人前後にものぼります。頑張りすぎる子ども世代は、生活や体、ときには心までも壊してしまうこともあり、事態は深刻です。親も子どもも納得して介護を乗り切るにはどうしたらいいのでしょうか。在宅医療を行うクリニックの院長が解説します。

本連載の著者紹介

医療法人翔樹会 井上内科クリニック 院長

1972年、東京大学に入学後、医学を志し1976年に名古屋大学に再入学。1982年、名古屋大学医学部卒業。袋井市民病院、中津川市民病院に勤務ののち、市立四日市病院、臨港病院等で消化器科部長を歴任。1996年に井上内科クリニックを開院、同時に在宅医療をスタート。

2001年からは地域に根ざした医療・介護の担い手として「デイサービスセンターほほえみ(現・デイケアほほえみ)」の運営に着手し、2020年現在、同グループは訪問看護ステーション、住宅型有料老人ホーム等14事業所を手がける。

クリニックおよびグループ全体で「『その人らしく』を最後まで」を理念に、患者と家族の在宅生活・在宅介護のサポートを続けており、在宅での看取り実績は累計1,000人以上。

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