前回は、海外不動産投資における「信頼できるパートナー」の選び方を説明しました。今回は、海外不動産の「スタディツアー」を活用するメリットを見ていきます。

ムダのない時間配分で現地物件を視察可能

私が代表取締役を務める、株式会社資産デザイン研究所では、現地の専門家とのネットワークを活用して海外の不動産を視察するスタディツアーを企画しています。大手旅行代理店にパッケージツアーとして往復のフライト、宿泊、現地での移動手段をアレンジしてもらい、現地では私が選んだ専門家によるガイドを付けて視察をするというのが通常のパターンです。

 

2013年からすでにアメリカ、マレーシア、シンガポール、タイ、フィリピン、カンボジアなどで7回、このスタディツアーを実施しました。週末を使って、10人程度の少人数で出かけるケースがほとんどです。

 

 

一番大きなメリットは、専門家によってアレンジされたムダのない時間配分で現地を視察できることです。スタディツアーに参加すれば、ガイドだけではなく、現地の不動産投資の専門家もバスに同乗して物件の案内や現地に関する情報を教えてくれます。

 

私も現地同行し、参加者の立場から、わからない点や重要と思われる点にフォーカスして、質問したり情報を補足したりしていきます。また視察プランも、現地の専門家と事前に打ち合わせをして綿密にプランを組み立てますので、時間にムダが少なく、短時間で効率的に視察をすることができるのです。

同じ目的を持つ「投資家仲間」ができる点も魅力

このような専門家がいることもスタディツアーの大きなメリットですが、一緒に行く投資家仲間とのネットワークも楽しく有意義なものです。ツアーには一人で参加される人も珍しくありません。女性一人というケースも最近は増えています。

 

 

最初は知らない人たちと一緒のツアーで緊張気味ですが、一緒に視察をして現地で時間を過ごしているうちに、他の参加者とも打ち解けて仲良くなっていきます。お互いに同じような目的を持って参加しているので、投資に関しての情報交換をしたりするメリットもあるのです。参加している人たちが皆、前向きで新しい投資対象に好奇心旺盛な人たちばかりなので、話をしていてもお互いに波長が合って楽しいのだと思います。

 

海外不動産投資をするなら現地視察は必須です。そしてどうせ行くなら一人で行くのではなく、同じような志を持った仲間と行けば、その価値をさらに大きくできるのです。

本連載は、2014年4月25日刊行の書籍『究極の海外不動産投資』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。
本連載に記載された情報に関しては万全を期していますが、内容を保証するものではありません。また、本連載の内容は著者の個人的な見解を示したものであり、著者が所属する機関、組織、グループ等の意見を反映したものではありません。本連載の情報を利用した結果による損害、損失についても、出版社、著者ならびに本連載制作関係者は一切の責任を負いません。投資の判断はご自身の責任でお願いいたします。

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