キャピタルゲインとは、株式や不動産などの資産を売却した際に得られる利益(売却益)のことです。
例えば、3,000万円で購入した投資用不動産を4,000万円で売却した場合、売却価格と購入価格の差額である1,000万円が、キャピタルゲインの基本的な考え方です。
ただし、実際の利益を計算する際には、購入時や売却時にかかった費用なども考慮する必要があります。不動産の場合、購入時にかかった費用(取得費)や、仲介手数料など売却時にかかった費用(譲渡費用)を差し引いて譲渡所得を計算し、そこから、要件を満たす場合には特別控除などを適用して課税対象となる所得を求めます。
キャピタルゲインは、株式や投資信託、不動産、債券など、さまざまな資産の売却によって生じます。特に不動産投資では、家賃収入に加え、購入時より高い価格で売却して売却益を狙う方法もあります。
一方、資産を保有し続けることで得られる配当金や分配金、家賃収入、利息などは、一般に「インカムゲイン」と呼ばれます。キャピタルゲインが資産の売却によって得られる利益であるのに対し、インカムゲインは資産を保有することで継続的に得られる収益という違いがあります。
また、キャピタルゲインには税金がかかる場合があります。不動産の売却益は、譲渡した年の1月1日時点の所有期間が5年を超えるかどうかなどに応じて税率が異なり、株式の売却益にも、原則として申告分離課税により約20%(復興特別所得税を含め20.315%)の税率で課税されます。そのため、投資による利益を考える際には、売却価格だけでなく、諸費用や税金を差し引いた手取り額を確認することが重要です。
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