ハローキティの世界観と確かな音楽演奏を存分に体験できる「HELLO KITTY SHOW BOX」
具体的なリサーチ対象は、淡路島の西海岸にあるエンタテインメント施設「HELLO KITTY SHOW BOX」と「青海波SEIKAIHA」である。2つの施設で行われている公演を鑑賞し、ショーの出演者から聴き取りを実施した。
まず、シアターレストラン「HELLO KITTY SHOW BOX」では、ランチタイムに1公演とカフェタイムに2公演〔カフェタイムは2公演とも同内容〕が開催されていた。
レストラン内のシアターでは「驚きと感動の瞬間を!」をコンセプトに、生演奏に合わせて歌とダンスを繰り出すキャラクター「ハローキティ」の明るく可愛い世界観を存分に体験できる。
レストランに隣接する施設「HELLO KITTY APPLE HOUSE」は、大きなりんご型の360度ドームシアターとなっており、ドーム内部の壁面に投影されたハローキティのプロジェクションマッピングが楽しめる。屋上に設置されている展望台からは、心地よい潮風を浴びながら、播磨灘の雄大な眺めを一望できる。
2024年の夏公演(7/1~9/30)は、ジャズをコンセプトにした『Hello Kitty Seaside Jazz!!』がランチタイムショーとして開催されていた。
日本生まれのキャラクターとして、2024年に50周年を迎えたハローキティが登場するショーは、映像ショー「HELLO KITTY THE MOVIE」と実演ショー「HELLO KITTY JAZZ BAND SHOW」を融合させた構成である。
鑑賞しながら食事を味わうこともできる。ヘルシーな植物性由来の食材を使用したヴィーガン料理なども提供されており、ライフスタイルに合わせて選ぶことができる。
ショーが終わった後には、ハローキティと間近で会うことができ、持参したスマホやカメラで一緒に記念撮影を行える時間が設けられている。併設されているショップエリアでは「HELLO KITTY SHOW BOX」のオリジナル商品も販売されている。
ハローキティが率いるジャズバンドメンバーは、ミュージシャン3名(サックス・トランペット・ドラムス)、ヴォーカリスト1名、ダンサー4名、総勢9名で構成されている。曲目は《Mambo No.5》《イパネマの娘》《マシュ・ケ・ナダ》《南の島のハメハメハ大王》《サンバ・カーニバル》《シング・シング・シング》。
愛らしい仕草でトランペットを吹きこなすハローキティのパフォーマンスに、ジャズミュージシャンとダンサーが上手く融合した演出で、楽曲構成もマンボ、ボサノバ、ハワイアン、サンバ、スタンダードジャズと多彩である。
確かな音楽演奏の技術は、夏らしい気分を盛り上げて異国情緒を表現し、訪れる者を陽気な気持ちにさせる。顧客層は、国内外の子供連れファミリーが中心だが、大人の男女のペアや女性グループも幸せそうな笑顔で鑑賞していた。
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