音楽演奏とオフィス業務…ダブルキャリアで活躍する音楽家たち
「HELLO KITTY SHOW BOX」で、ランチタイムショーの終演後、出演者の1名(音楽短期大学卒業)に話を伺った。
女性ヴォーカリストとしてステージに立つ傍ら、ショーの衣裳担当や施設でのチケット販売など一般業務を同時にこなしている。また、パソナグループが島内で運営する複数の施設で行われている公演にも出演者として常時、起用されている。
公演期間が長い作品では、1つの役に2名以上の出演者を割り当てるダブルキャスト体制となるため、音楽家たち全員が連携しながら運営管理を行っている。音楽とオフィス業務などのダブルキャリアと共に、農業に携わる人材も存在している。
彼女は、「HELLO KITTY SHOW BOX」の鑑賞者に、夢見るような非日常感と、明るくキラキラ輝くような気持ちを伝えたいと語っていた。
続いて、同日、カフェタイムショーの夏公演(5/23〜7/30)『Starry Tears』を鑑賞した。ショーのストーリーは、ハローキティの念願であるピアニストになる夢が叶い、四季折々の美しい世界を巡る冒険である。
サンリオによれば、念願の夢とは「ピアニストか、詩人になること」である。ハローキティには、人間味を持たせるために、誕生日や家族構成、特技などが設定されている。名前はキティ・ホワイト、趣味はクッキー作りとピアノを弾くことである(サンリオウェブサイト)。
ショーでは、真夏の輝く太陽、ビーチの向こうに広がる青い海、夜空を飾る花火などの映像が次々にスクリーンに映し出され、音楽との効果も相まってハローキティと一緒に旅をしているような体験ができる。
ショー前半のクラシック演奏に加え、後半にハローキティが日本のポピュラー音楽であるJ-POPを歌うパフォーマンスは必聴必見であった。日本発のオリジナルコンテンツであるキャラクターと、日本で制作された楽曲を組み合わせたユニークな企画である。
ハローキティが率いるバンドメンバーは、ミュージシャン2名(フルート・ヴァイオリン)、ダンサー2名、総勢5名で構成されている。ランチタイムショーで、ジャズトランペットを演奏していた音楽家が、カフェタイムでは、フロアでメニューのオーダーを取りながら、接客サービスを担当していた。音楽演奏と施設運営業務のダブルキャリアを実践していることを、間近で実感することができた。

