ファーストクラスに乗ってみたい…働かなくても生活していける資産を持つのに「幸せを感じない」50代独身男性。会社を辞められず節約生活をずっと続けてしまうワケ

ファーストクラスに乗ってみたい…働かなくても生活していける資産を持つのに「幸せを感じない」50代独身男性。会社を辞められず節約生活をずっと続けてしまうワケ
(※写真はイメージです/PIXTA)

老後を見据えて、NISAやiDeCoを始めた。家計簿をつけて、支出を細かくチェックしている……。将来に備えて、お金のことをきちんと考えている人は少なくありません。それでも、どこかでずっと「不安」がつきまとっている人も多いのではないでしょうか。冷静に考えれば、今日や明日を幸せに暮らすだけの十分なお金があるにもかかわらず、どうしてその「不安」が拭えないのでしょうか。その背景には、資産の多寡ではなく 「お金との向き合い方」 が隠れているようです。『不安通貨』(Gakken)より、著者である櫻井かすみ氏が、我々が抱く「お金の不安」の正体を紐解きます。

資産の多寡より「どう生きたいか」の基準が幸せを左右する

ここに1つ、象徴的な話があります。FIRE(経済的自立による早期リタイア)を達成した2人の50代男性の話です。

 

1人は、働かなくても生活していける十分な資産を持っています。独身で、扶養する家族もいません。頭では「もう大丈夫だ」とわかっています。それでもお金が使えません。

 

旅行が好きでファーストクラスに乗ってみたいという気持ちはあるのに、贅沢をすることが怖くて節約旅行を続け、働くのもやめられない。50代までずっと節約を重ねてきた生活スタイルを崩すこと自体が怖いのです。「もっと資産を増やさなければ」という思考から抜け出せないまま、お金を増やし続けています。でも、そこに幸せを感じているわけではありません。

 

もう1人も同じように、堅実に資産を築いた方です。ただ、こちらは会社員時代から「お金が貯まったらタイに移住して自由に暮らす」という目標を持っていました。その目標のために資産運用を続け、達成した後は実際にタイへ移住し、自分らしい毎日を過ごしています。

 

同じ50代、同じ独身、同じように資産を持っている。しかし一方はお金に縛られ、もう一方はお金を味方にしています。

 

この違いを生んだのは、資産の額ではありません。まさにお金との関係性の差で、「自分はどう生きたいのか」という基準を持っていたかどうかです

 

 

櫻井 かすみ

ママ金融投資家/ファイナンシャル・プランナー/株式会社トウシナビ 代表

 

【関連記事】

■月20万円もらえるはずが…45歳・サラリーマン「ねんきん定期便」に抱いた違和感。「年金ルール」知らずにそのまま20年…65歳で受け取ることになる年金額に唖然「何かの間違いでは?」

 

「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

 

 

【注目のセミナー情報】​​​

【事業投資】8月13日(木)オンライン開催
未経験・1人運営でも目指せる
『買取大吉』の高収益モデルの全貌

 

【事業投資】8月19日(水)オンライン開催
「信頼と安心」のブランド力を活かした
『ECCの個別指導塾ベストワン』という選択

 

※本連載は、櫻井かすみ氏の著書『不安通貨』(Gakken)から一部を抜粋・再編集したものです。

不安通貨

不安通貨

櫻井 かすみ

Gakken

十分な貯蓄があっても将来が不安な人。高収入でも満たされない人。一方で、収入がそれほど高くなくても安心して暮らしている人。 その違いは、お金の額ではなく、「お金との向き合い方」にありました。 海外では国家レベ…

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録