申請が遅れても、「5年以内」ならさかのぼって受け取れる
チャ太郎:ところで、申請手続きはしないと受け取れませんよね?
みなみ先生:はい、必要です。申請は、年金事務所や街角の年金相談センターで行います。65歳の約3カ月前に届く「年金請求書」に、配偶者や子どもの情報を正しく記入してください。書き漏れがあると支給されないこともあるので、注意が必要です。
チャ太郎:うっかり書き忘れると、もらえるはずの年金を逃す可能性もあるんですね。もし、申請を忘れたらどうなりますか?
みなみ先生:加給年金には「時効」があって、申請が遅れても5年以内ならさかのぼって受け取れます。ただし、5年を過ぎた分はもらえなくなってしまうので、できるだけ早めに手続きすることです。
チャ太郎:つまり、70歳までに申請すれば間に合うってことですか?
みなみ先生:正確には、65歳から5年以内、つまり70歳の誕生日の前日までに申請すれば間に合いますよ。
チャ太郎:わかりました。事前に該当するかどうかチェックしておくことで、申請忘れが防げそうですね。
みなみ先生:そうですね。年金は「納めたら終わり」と思われがちですが、申請することでプラスになる制度もあります。加給年金はその代表格。いわば「もらい忘れ年金」の要です。
チャ太郎:大事なことだから、同世代の友人にも伝えておきます!
みなみ先生:ぜひそうしてください。年金を「もらう権利があるものは、確実にもらう」。それが老後資金を最大化するコツです。知っているだけで安心が1つ増えますし、世帯単位でしっかり備えておけば、老後の選択肢が広がりますよ。

