購入候補になる「良いN」の判断基準
Aさんが「良いN」が出ていると判断する基準は、(1)日足3カ月を見てNを発見(チャートの右端しか見ていない)(2)週足の3カ月を見て全体の流れが上昇しているかをチェックする、の2段階です。iSPEEDは、5分足、日足、週足、月足の4チャートを1画面で出すことができるため、2段階の作業で済むわけです。
利用しているiSPEEDの画面を見せていただいたのが図表3、4です。
1.日足でNを見つける(取材時から時間が経った後に画面入手。〇印のところ)
2.週足を見ても、きれいな上昇カーブを描いているため、これはきれいなNであることを確認(図表4)
週足だけで見てきれいに上がっている銘柄をでよく見かけますが、Aさんは週足がどんなにきれいな上昇でも、Nが出ていない限りは購入候補にしません。
チャート例の出光興産(5019)は実際に購入したそうですが、出光を買ってしまうと、いくらほかにもたくさんきれいなNが出ている銘柄があっても、あと1銘柄しか買わないそうです。予算の都合でそれ以上は購入できないから、とのことです。
ストレスフリーな株式投資…毎日10~20分のルーティン
朝の8時30分のこの作業は毎日10~20分で済むそうです。会社が忙しく、家に帰るのは12時を過ぎることもあり、夜はチャートを見たり、購入銘柄を決める時間はないそうです。朝8時30分に毎日チャートを眺めて、保有銘柄が既に2銘柄になっていれば、保有銘柄の逆指値を変えるだけで、作業を終了させています。
逆指値に引っかかって、売却されている銘柄についても、勝手に売られており、時には数千円の損失になることもありますが、勝手に売られていることもあり、口惜しさはゼロだそう。また、逆指値で売られた後、その銘柄の株価がどんどん上がる場合も、やはり逆指値にひっかかって売ったのだからと、もっと稼げたのにと口惜しく思うことはないそうです。
「とにかく、いつ買うかを決めるだけで、いつ売るかを決める必要がないので、ストレスがゼロなのがうれしいです」



