時価総額「366億円」の銘柄が一時急騰も…市場の70%を牛耳る海外勢が「即座に下がる」と見抜いた“期待株”の正体【元証券外務員が解説】

時価総額「366億円」の銘柄が一時急騰も…市場の70%を牛耳る海外勢が「即座に下がる」と見抜いた“期待株”の正体【元証券外務員が解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

スムーズに株式投資を行うには、投資候補をあらかじめ絞っておくことが重要です。しかし、ネットやSNSで「儲かる」といわれた銘柄をなんとなく追いかけ、気づけば証券会社のお気に入りリストが100銘柄ほどに膨らんでいる……という人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、中野稔彦氏の著書『株をやるなら逆指値』(フォレスト出版)より、リストに入れるべき「推し銘柄」とその理由についてみていきましょう。個人投資家の28歳会社員と著者の会話形式を交えて解説していきます。

〈登場人物紹介〉

【教わる人】藤 進太郎(とう・しんたろう)

会社員(28歳)。NISAは2年前に始めたけれど、日本株投資にもチャレンジしてみたいと思っている。ただし、資金がないので、30万円でスタート。失敗したくないと、中野株式スクールの門をたたいた。

 

【教える人】ナカノ先生

中野 稔彦(なかの・としひこ)先生。大和証券で資金運用、資金調達、子会社上場、M&Aなどあらゆる株式業務を担当。退職後は、個人投資家の育成に努めており、「株式投資は資金回収こそがミッション」をモットーに日々、生徒指導にあたっている。

証券会社のお気に入りリストは「推し銘柄」に厳選しよう

進太郎:リストにのせる銘柄の条件って、何でしょう? 私はどうしてもテーマ株とか「上がりそうに見えるもの」に気を取られてしまいます。

 

中野氏:私は「推し銘柄」と呼んでいますが、商売でいえば売れ筋の定番商品と同じ。よく売れて、大量の仕入れにも適応できる商品を指す。回転売買に向いているから、安定して利益を得られるんだ。

 

進太郎:「売買のしやすさ」で考えるんですね。

 

中野氏:そう。この銘柄は上がるか下がるか? ではなく、売買しやすいかどうか。株式市場における強さで考えるんだよ。

 

推し銘柄とは、株式市場で大量に売買しやすい銘柄を指します。具体的には、以下3つの条件を満たす銘柄です。

 

(1)1日の売買代金が最低5億円以上

(2)時価総額が1000億円以上

(3)発行済株式数が5000万株以上

 

1日の売買代金とは、株式市場において流動性の高さを示す指標です。要は出来高が多いため板が厚く、売買注文が成立しやすい銘柄のこと。1日の売買代金が最低でも5億円以上あるのが基準です。

 

(2)と(3)の時価総額と発行済株式数は、多額の資金投入に対応できるかどうかを示し、銘柄の規模感を表す指標でもあります。特に売買代金(出来高)の多さは極めて重要な基準となるため、必ずチェックするようにしてください。

 

では、なぜこれらの「流動性(売買のしやすさ)」や「規模感」が重要なのでしょうか。

 

 

次ページ日本の株式市場を牽引しているのは誰?

※本連載は、中野稔彦氏の著書『株をやるなら逆指値』(フォレスト出版)より一部を抜粋・再編集したものです。

株をやるなら逆指値

株をやるなら逆指値

中野 稔彦

フォレスト出版

30万円しかない。忙しくてチャートを見る時間もない。そんな状況でも、株式投資で勝てる方法がある──本書はそう断言する。 主人公は28歳の普通の会社員・藤進太郎(とう・しんたろう)。限られた元手を握りしめ、元証券マ…

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