老後の住まいは「無理なく維持できるか」
石田さん夫妻は、戸建てを手放したこと自体を後悔していないといいます。
「あの家には感謝しています。子どもを育てた場所ですから。でも、今の自分たちに必要な家ではなくなっていたんです」
持ち家は資産です。けれど、高齢期にはその資産が、維持の手間や費用、移動の負担という別の顔を見せることもあります。
石田さん夫妻が選んだ1DK団地での暮らしは、見た目には“縮小”かもしれません。けれど本人たちにとっては、老後を回していくための前向きな再設計でした。
ローンを完済した4LDKを手放すことに、ためらいがなかったわけではありません。それでも二人は、広い家を守り続けるより、今の自分たちが暮らしやすい場所を選ぶことの方が大切だと判断したのです。
老後の住まいは、無理なく維持できることが何より重要なのかもしれません。
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