今の70歳は心身ともに若い…「長く働く」という選択肢
かつては「60歳定年、65歳まで再雇用」というのが一般的でしたが、今では企業によっては70歳まで、あるいはそれ以降も働き続けることができるようになってきました。今の70歳は心身ともに若々しく、まだまだ活躍できる方がたくさんいます。「長く働く」という選択肢について、少し考えてみませんか?
長く働くメリット
長く働くことの大きなメリットの一つは、経済的な安定につながることです。公的年金は、受け取りはじめる年齢を遅らせる(繰り下げ受給)ことで、月々の受給額を増やすことができます。健康で70歳まで働けるのであれば、年金の受け取り開始を遅らせて、より多くの年金を生涯にわたって受け取る、という選択も視野に入ってきます。
さらに、働き続けることで「勤労収入」を得ることができます。働いて得たお金は、日々の生活費に充てるだけでなく、一部を貯蓄や資産運用に回したり、あるいは生前贈与など将来の相続対策に活用したりすることも可能です。
また、働くことは健康維持にもつながります。体を動かし、頭を使うことは、心身の活性化に役立ちます。家にこもらず外に出て人と話す機会を持つことは、社会的な孤立を防ぎ、精神的なハリをもたらしてくれるでしょう。
長く働くための2つの準備
長く働き続けるためには、まず何よりも「健康」がポイントです。無理は禁物で、「働きすぎない」ことも大切です。
そしてもう一つ、非常に重要なのが「家族とのコミュニケーション」。特に配偶者やパートナーがいる場合は、定年後の働き方について、お互いの考えをよく話し合い、理解し合うことが欠かせません。
「65歳以降も働くか」について、夫婦で意見が分かれることは少なくありません。お互いの考えや家計の状況を共有し、協力し合える関係性を築くことが、気持ちよく働き続けるためには欠かせません。夫婦の年齢差や、それぞれの親の介護の可能性なども考慮し、50代のうちから将来の働き方について具体的に話し合っておくことをおすすめします。
ポイント
■年金繰り下げも選択肢、勤労収入で経済的安定を確保しよう
■働き方について、50代のうちから家族と具体的に話し合おう
