(※写真はイメージです/PIXTA)

家族の介護が始まると、多くの人が「いまの生活をどう維持するか」という現実に直面します。特に独身世帯や一人っ子にとって、親の介護費用の負担は死活問題です。しかし、認知症や関係性の悪化によって「話し合い」すら困難になったとき、個人の努力だけでは防げない経済的破綻のリスクが忍び寄ります。本記事では、社会保険労務士法人エニシアFP共同代表の三藤桂子氏がAさんの事例とともに、介護離職の本当の怖さについて解説します。※事例は、プライバシーのため一部脚色して記事化したものです。

8050問題の「孤立」を防ぐために

少子高齢化、核家族化、おひとり様となると、Aさんのような8050問題は誰にでも起こり得る可能性があります。誰にも相談できずに家で介護をしている人もいるでしょう。真面目で責任感の強い人ほど、「自分がやらなければ」と抱え込み、社会から孤立してしまいます。

 

介護はプロに任せる

「家族がやるのが当たり前」という呪縛を捨ててください。

 

介護認定は早めに

本人が嫌がっても、地域包括支援センターなどの第三者から説得してもらうことが重要です。

 

自分の資産を守る

親の介護費用は、原則として親の資産(年金)から出すべきものです。介護離職は、将来の選択肢が狭まる、最も厳しい選択となり得ます。ほかに残された選択肢が本当にないかを立ち止まって検討してください。

 

Aさんは罪悪感と苦しみに耐えながらも、ようやく自分の人生を取り戻そうとしています。もしあなたがいま、暗闇の中にいるのなら、どうか「逃げる」という選択肢を自分に許してあげてください。心身が疲弊する前に地域包括支援センターや専門家等の第三者に相談することを強く勧めます。

 

〈参考〉

公益財団法人生命保険文化センター:「介護・看護」を理由とした離職(性別・年齢階級別)
https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/1099.html

厚生労働省:2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/dl/14.pdf

 

 

三藤 桂子

社会保険労務士法人エニシアFP

共同代表

 

無料セミナー(会場+オンライン)

【資産運用】3月26日(水)開催

<WBCオフィシャルパートナー特別企画>
里崎 智也氏×上重アナが語る!世界を制した「リード術」

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

 

 

※プライバシー保護の観点から、相談者の個人情報および相談内容を一部変更しています。

カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 石福金属工業のお知らせ 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧