8050問題の「孤立」を防ぐために
少子高齢化、核家族化、おひとり様となると、Aさんのような8050問題は誰にでも起こり得る可能性があります。誰にも相談できずに家で介護をしている人もいるでしょう。真面目で責任感の強い人ほど、「自分がやらなければ」と抱え込み、社会から孤立してしまいます。
介護はプロに任せる
「家族がやるのが当たり前」という呪縛を捨ててください。
介護認定は早めに
本人が嫌がっても、地域包括支援センターなどの第三者から説得してもらうことが重要です。
自分の資産を守る
親の介護費用は、原則として親の資産(年金)から出すべきものです。介護離職は、将来の選択肢が狭まる、最も厳しい選択となり得ます。ほかに残された選択肢が本当にないかを立ち止まって検討してください。
Aさんは罪悪感と苦しみに耐えながらも、ようやく自分の人生を取り戻そうとしています。もしあなたがいま、暗闇の中にいるのなら、どうか「逃げる」という選択肢を自分に許してあげてください。心身が疲弊する前に地域包括支援センターや専門家等の第三者に相談することを強く勧めます。
〈参考〉
公益財団法人生命保険文化センター:「介護・看護」を理由とした離職(性別・年齢階級別)
https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/1099.html
厚生労働省:2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/dl/14.pdf
三藤 桂子
社会保険労務士法人エニシアFP
共同代表
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