ミニマリズムとの新たな距離
「友人と付き合っていると、『この時間を他のことに使えたら』『お金を使う価値があったんだろうか』と不満を感じることがあったんです。そんな我慢をするぐらいなら、1人でいいと思ったんですよね」
そう話すCさん。しかし、彼女の“合理性への執着”は消え失せたといいます。
「誰かと付き合い続けるよりも、切り捨てるほうが私にとっては楽。“リセット症候群”の側面もありました。確かに1人なら自分だけのために時間もお金も使える。ですが、自分のために時間を作ってくれた人を大切にすればよかった。そう思います」
“ミニマリズム”の本当の意味は、大切なものを選ぶことであり、すべてをゼロにすることではなかったのです。
Cさんは、部屋やクローゼットに少しの遊び心を、そして連絡先に損得抜きで話せる誰かを取り戻そうとしています。とはいえ、一度切り捨てた人間関係を取り戻すことも、新しく築き上げることも容易ではありません。
「久々に雑貨を買って部屋に飾ったら、それだけでなんだか楽しいんですよ。まずはそんな“ムダ”を楽しむことから、人生を見つめ直しているところです」
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