(※写真はイメージです/PIXTA)

医療の進歩により平均寿命が延びた現代、日本では「人生100年時代」と言われるようになりました。しかし、長生きは必ずしも安心や幸福と同義ではありません。厚生労働省『令和6年簡易生命表』によれば、65歳時点の平均余命は男性19.47年、女性24.38年。長い老後を見据え、倹約を続ける高齢世帯は多いものの、その節約が生活の質や人間関係を縮小させてしまうケースもあります。

余命と生活のギャップ

70代後半でも平均余命はまだ10年以上あります。資産3,200万円は月10万円取り崩しても25年以上持つ計算です。

 

「こんなに残るなら、もっと使えばよかった」

 

隆夫さんは静かに言いました。

 

夫婦は大きな失敗をしたわけではありません。浪費も借金もなく、資産は維持されています。それでも、失われたものがあります。

 

友人との交流、外出の習慣、生活の変化。節約を続けるうちに、それらが徐々に減っていきました。

 

「人付き合いって、やめると戻らないのね」

 

洋子さんはそう語ります。

 

老後資金は「残すもの」ではなく、「支えるもの」のはずです。しかし長寿リスクを恐れるあまり、使うこと自体が不安になる高齢者は少なくありません。不安は、資産額ではなく「見通しの不確実性」から生まれます。

 

老後が長いことは幸運でもあります。しかしその長さを恐れてしまうと、時間も関係も静かに縮んでいきます。

 

「老後がこんなに長いなんて」

 

その言葉の裏には、「もっと早く気づけばよかった」という思いが含まれていました。資産3,200万円は残っています。それでも夫婦は言います。

 

「節約しすぎた老後は、思ったより静かだったね」

 

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