(※写真はイメージです/PIXTA)

老後の住まい選びは「安全」「医療アクセス」「バリアフリー」だけでは決まりません。子どもとの距離感や、暮らしの主導権を誰が握るかも大きな要素です。国土交通省『令和5年度 高齢社会に関する意識調査(高齢期の住み替えについて)』でも、住み替えは利便性や生活負担の軽減、将来の安心確保を目的として検討される傾向が示されています。本記事では、年金生活に入った夫婦が、あえて都心の湾岸タワマンへ住み替えた背景を追います。

「干渉されない親子関係」を守りたかった

住み替えの理由は、実は“親子関係”にもありました。子どもは都内近郊に住み、孫もいます。ただ、近すぎる距離は望まなかったといいます。

 

「『来週も来ていい?』って聞かれるのがイヤというわけではなくて、こっちも向こうも生活があるじゃないですか。お互いに、自由でいたい。お互いに“頼らないで済む距離”を作っておきたかったんです」

 

住み替え後、親子の関係はむしろ安定したといいます。

 

「孫が来るときは嬉しい。だけど、毎週じゃなくていい。来る側も“泊まらなきゃ”と思うほどの距離ではない。日帰りで、気軽に会える」

 

娘からの連絡は、以前より“用件だけ”になりました。

 

「前は“ちゃんと食べてる?”とか、心配からの連絡が増えがちだったんです。今は、こちらの生活が整っているから、向こうも安心している感じがします」

 

中村さん夫妻は言います。

 

「老後って、節約だけが正解じゃない。何にお金を使うかで、心の軽さが違う気がします」

 

もちろん、年金月32万円は平均より高い水準で、すべての人が同じ選択をできるわけではありません。それでも、住まいを「終のすみか」として選び直す発想自体は、多くの家庭に共通するテーマです。

 

「家族に迷惑をかけないために、我慢して暮らす」ではなく、「自分で回せる暮らしに整えて、結果的に家族にも干渉しない」――。老後の住まい選びは、 “関係性の設計”という要素も含んでいるようです。

 

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※本記事のインタビューではプライバシーを考慮し、一部内容を変更しています。

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