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「二世帯住宅」を検討。所有地に建て換えるか、売却して買い換えるか
一番最初の相談は『自宅を売って買い換えをしようかなと思っている』でした。色々とお話しを伺うと、お子さんと二世帯住宅を検討しているということでした。
現在お住まいのご自宅の敷地がすごく広いのですが、地型がいわゆる“ウナギの寝床”というように、間口(道路と接する長さ)の3~4倍の奥行きがある土地形状です。
間口(道路と接する長さ)があと5メートルほどあれば言うことないのですが、残念ながら現況はちょっと狭いのです。何か良いアイデアはないかと、色々と用途を考えてみました。
マンション用地、事業用地、戸建用地。さまざま建築プランの検討をしましたが、戸建用地か建て換えが適切であると思われました。
私は、経験上一番良いのは、買い換えだと思いました。というのも、売却代金で買い換えがスムーズに行えると考えたからです。(買い換えをするにしても、事前にすることはたくさんあり、相談者様にとってはかなりの労力になりそうです)
自宅建て換えの8つの懸念事項
ご家族のお一人がこの場所が気に入っているから建て換えたいとおっしゃったそうです。たしかに、そこに建て換えることが出来れば、何ら問題がありません。
思い出がたくさん詰まった場所で生活ができますし、生活環境も変わりません。しかし、土地が通常よりも相当に大きいため、メリットもあればデメリットも大きいのです。
将来的に庭先部分だけを売却することはできるのですが、色々と懸念事項があります。そうです。庭先部分だけの売却で二束三文になってしまう可能性があるのです。下手すると数千万円も損してしまいます。
注文住宅を建築するハウスメーカーが、そのリスクをどの程度説明してくれるのかわかりませんが、ちゃんと説明する人はほとーんど、いないように思えます。その理由については割愛しますね。
懸念される事項
1.土地奥行きが40メートル以上あります
2.上下水道、ガス管などの引込をし直す必要があり、その費用が多額になる
3.注文住宅の建築費用(基本)は4千万円ほど(別途、多額の諸経費がかかります)
4.古家が3つ(4つ)あるため、解体整地が必要
5.土地の分筆が必要なので確定測量が必要
6.将来、庭先をより高額に処分するには、位置指定道路または開発道路の築造が必要
7.別棟に仮住まいが必要(期間は1年以上要する可能性あり)
8.もろもろを考慮すると、新築費用とは別に数千万円のお金が必要になるため、住宅ローンだけではすべてをまかなうことができない
もろもろを考慮すると、7千~8千万円ほどの資金が必要になりそうな印象です。敷地を売却せずに、この金銭が用意できるかどうか、というのが1つ目のハードルになります。
