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「売上ノルマ」が異常な会社を生み出す要因に
・ノルマという数字のプレッシャーはすごく大きく、逃れることができない。
・リスク開示をするほど契約しづらくなる営業マン側としてのリスク。
・会社本位、自分本位にならざるを得ない組織論、同僚と上司の目、自分の家族の為という言いわけ。
・自分の損は許せず、他人の損なら許容できるという損得の気持ち。
・人は異常な状況であっても染まり慣れてしまう。会社にとって都合の良い働きものばかり。
・会社役員、上司からの売上命令は絶対であり、上司の不正を注意できるものはいません。
どの業界であっても売上ノルマが必達であることは変わりありません。衣食住というように、不動産は人の生活の根幹であり基盤であるので、そのお取引をする際、大きな金額が動くことになります。
そういった取引であるがゆえに、お客様の数やお取引の数にはおのずと上限がでてくるのです。そのため、企業間での競争は激化しており、いかにお客様を獲得するかという戦いになります。
会社は莫大な広告費をかけ集客をしますが、それを裏返せば売上から広告費を回収することになります。それが売上ノルマとなってさらに高額なノルマとなります。社員は、その数字のプレッシャーから買主様には物件の良い事ばかり(売主様に対しては聞こえの良いことばかり)説明し、悪い面(リスク)の明確な説明をできるだけしたくないのです。
不動産会社の社員は、大なり小なりの差はあるにせよ、ほぼ全員が不正にかかわっているか、不正が行われていることを知っています。(※ここで言う「不正」とは、お客様目線ではない行為、法律に触れずに金銭的に損をさせる行為のことです)
不動産取引の際は特に注意
特に、不動産売却の場合には、皆様の個人情報の同意を得ずとも、ほぼ確実に水面下で買取業者へ情報を流し、(同業他社の成約を防ぐ意味で)自社が優位に立てるように裏工作をしています。
大きい土地や投資用不動産を所有する富裕層の方は特に注意した方が良い事例です。
皆様の多くは、大手流通系や銀行系不動産会社は個人情報にうるさいと認識されているかと思いますが、それは皆様の想像であり、互いに忖度する不動産業界では、個人情報(物件情報)の漏えいは不正という認識ではなく業務上ごく普通のことと考えていると感じます。もちろん体裁を整えるため社内書類の偽造は当たり前のように行われています。
住宅ローンの審査をする場合には、住宅ローン用に売買契約書を別途作成したりすることもあります。
営業中には物件固有の説明をしますが、お客様は専門用語や法律がわかりませんから、それをサラッと説明をされても、その不動産が抱えているリスクの本質を理解することは難しいと思います。
営業マンは説明をしたという体は作りますが、お客様に理解をしていただく説明をしていない(できていない)という根本的な問題があったりします。
