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「終の棲家」のトラブルを防ぐために
老人ホームもたくさんの高齢者が入居しているので、人間関係によるトラブルもあるでしょう。入居者同士や職員等の人間関係が悪化すると、暴言や暴力によるいじめ、ときには恋愛トラブルになることも。
もし人間関係が原因で短期間での退去を余儀なくされても、支払った入居一時金や初期費用はほとんど戻ってこないケースもあります。Aさんのように、引きこもりの息子を支えるために資産を残さなければならない家庭にとって、老後資金計画に与える影響は甚大です。
私たちはつい「費用が高い施設なら安心だろう」と考えがちですが、生活の質を決定づけるのは見た目ではなく、目に見えない「人間関係」です。どんなに高額な費用を払っても、そこで親が孤立してしまえば、それは決して「生きたお金の使い方」とはいえません。
こうしたミスマッチを防ぐために、契約前の「体験入居」は省略しないようにしましょう。手間・時間・費用がかかったとしても、将来の数百万円がふいになるリスクを回避するための必要な経費と割り切り、必ず現地の空気を肌で感じてから決断することが、資産と親を守る一手となります。
Aさんの母は、「娘に迷惑をかけてしまう」と、しばらくのあいだ我慢し続けたようです。入居後のトラブルは大きくなる前に状況に応じて職員や職員の上司に相談する、家族に相談するなど、定期的に訪問等して話を聞いてあげられる環境をつくることも必要でしょう。老人ホームに入居したから「絶対安心」とは限らないようです。
〈参考〉
厚生労働省:介護を受けながら暮らす高齢者向け住まいについて
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12600000-Seisakutoukatsukan/0000038005_1.pdf
厚生労働省:有料⽼⼈ホームの現状と課題について
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001592455.pdf
厚生労働省:別表有料老人ホームの類型
https://www.mhlw.go.jp/content/001347959.pdf
三藤 桂子
社会保険労務士法人エニシアFP
共同代表
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