「有料老人ホーム」とは?
有料老人ホームは、老人福祉法に基づき、老人の福祉を図るため、高齢者の心身の健康保持および生活の安定のために必要な措置として設けられている住居です。食事の提供、介護(入浴・排泄・食事)の提供、家事(洗濯・掃除等)の供与、健康管理のいずれかのサービスを提供している施設を指します。
有料老人ホームには、大きくわけて3つのタイプがあります。「介護付有料老人ホーム」は24時間の介護サービスが含まれるもの。「住宅型有料老人ホーム」は、生活支援やレクリエーションが中心で、介護が必要な場合は外部サービスを利用します。「健康型有料老人ホーム」は自立した高齢者向けで、介護が必要になると退去等の条件があることに注意が必要です。
安心・安全の施設のはずが…
要支援認定を受けている母のため、Aさんが選んだのは、地域の訪問介護等の介護サービスを利用できる「住宅型有料老人ホーム」でした。決めては、入居者のレクリエーションやイベントが充実していること。一人暮らしの長かった母が、寂しくないように配慮したためです。
しかし、よかれと思って選んだ環境が、まさか仇になるとは思いもしません。入居からしばらく経ったある日、Aさんのもとに一通の手紙が届きます。そこには、ガタガタと震えるような文字で、こう記されていました。
「つらい、ここから出して」
慌てて施設へ駆けつけると、母は昼間にもかかわらず部屋に閉じこもって、ベッドの中で丸くなっていました。身体の具合が悪いのかと聞いても、「悪くない」と返事が来るだけ。時間を掛けて理由を問うと、実は、母は施設内で陰湿ないじめに遭っていたことがわかり、Aさんは言葉を失います。
老人ホームは、年齢も性別も、生きてきた環境も異なる数十人の高齢者が集団生活を送る場所。一口に高齢者といいますが、60代の人から100歳の人まで年齢の幅は広いです。そこには、相性や人間関係によってトラブルが発生することもあります。
Aさんの母を標的にしたのは、入居歴が長く、入居者グループのリーダー的存在だったBさんという女性でした。きっかけは母とBさん2人のあいだでのちょっとした口論。しかしそれを機にBさんは、ほかの入居者にAさんの母の陰口をいいふらし、仲間外れにしました。次第にエスカレートしていったのか、Bさんだけでなく、Aさんの母を無視したり悪口をいったりする人がだんだん増え、母は限界を迎えたようです。
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