「私まで倒れてしまったら、もっと困ると思ったんです」
介護者のストレスによる「共倒れ」を避けるため、「外部支援の活用」を選ぶ家庭が増えています。
厚生労働省『令和4年度 高齢者の健康に関する調査』によれば、将来的に排せつなどの介護が必要な状態になった場合、「家族に肉体的・精神的負担をかけること」を不安視している人が65.6%と最も多く、実際に介護を頼みたい相手としては「ヘルパーなど介護サービスの人」(46.8%)が最多でした。一方で「子ども」(12.9%)や「子の配偶者」(1.0%)に頼みたいと考える人は少数派にとどまっています。
「夫と話し合って、義母にはグループホームを検討しようってことになりました。罪悪感はあるけれど…私まで倒れてしまったら、もっと困ると思ったんです」
介護とは、制度や経済の話だけでなく、人と人の感情が日々ぶつかる営みでもあります。介護される側が悪気なく放った一言が、介護する側の心を削る――そんなズレは、どの家庭にも起こりうる問題です。
「介護が必要な親と同居すること」がすべてではありません。介護保険サービスや地域資源、施設の活用を柔軟に選び取ることも、“自分たちらしい介護”の在り方と言えるでしょう。
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