「不労所得で暮らせる父」による息子への反応
「どこかで“最悪どうにかなる”と思っているところは、あるかもしれません。何かあっても、親がいるっていう無意識の安心感はあるんですよね。だからこそ、リスクのある道も選べたし、やりたいことをやれている。……それは本当に感謝しています。親に何か返せているとは思えないですけど」
現在、翔太さんは父からの経済的援助を一切受けていません。
「父は“まあ、好きにすればいい”って感じです。もともと、感情を強く表す人ではないんです。でも、“そういう人生もあるんだな”と思ってくれているんじゃないかと勝手に思っています」
「父は父で、自分の人生を生きたんだと思います。だから僕も、自分の人生を自分の軸で選びたい。それが、親に対する最大のリスペクトでもあると思っています」
「不労所得で暮らせる父」と、「手取り20万円で働く息子」。一見すると不釣り合いに見えるふたりですが、それぞれが納得できる形で人生を選び取っている――それが、いまの中村家のかたちです。
“何を持っているか”ではなく、“どう生きたいか”。親の背中を見て育ったからこそ、そこから距離をとることで見えてくる人生もあるのかもしれません。
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】
「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】
