(※写真はイメージです/PIXTA)

新社会人としての生活が始まり、初めて「ひとり暮らしの現実」に直面する若者がいます。家賃、光熱費、食費、交通費、そして交際費――限られた収入の中でやりくりしながら生活していく中で、最も削られがちなのが「食費」です。「ちゃんと食べているのか?」――それは、親にとっても子どもにとっても切実なテーマです。

息子の「大丈夫」はウソだった?

「ほんとに、何食べてたの…?」

 

そうつぶやいたのは、東京都内に住む主婦・大西真理さん(仮名・54歳)。先日、仕事の出張帰りに名古屋でひとり暮らしをしている息子・隆也さん(仮名・23歳)の部屋に立ち寄ったときのことでした。

 

隆也さんは春から大手物流会社に勤める新入社員。入社にあわせて名古屋でひとり暮らしを始め、現在の月収は約19万円。家賃は6.5万円、交通費と通信費を引くと、手元に残る生活費は多くありません。

 

「“ちゃんと食べてる?”ってLINEで聞くと、いつも“うん、大丈夫”って返ってきていたんです。でも、冷蔵庫を開けたら、飲みかけの水と卵1パックだけ。台所にはカップ麺と食パンの袋が置いてあって…愕然としました」

 

後日、本人に聞いてみたところ、こんな答えが返ってきたといいます。

 

「食費にそんなにお金かけられないし…朝は基本食べずに、昼は菓子パンとかで済ませてる。夜は、会社の先輩が奢ってくれるときもあるし…」

 

隆也さんの生活費の内訳は、家賃6.5万円、光熱費1.5万円、通信費1万円、交通費1万円、交際費1万円。これらを差し引いた残りのおよそ8万円から、医療費や雑費、帰省費用を捻出しているため、食費には月1万円も回せないことも。

 

「なんとなく、親には心配かけたくなくて…『大丈夫』と言い続けていました。でも最近はちょっと体力的にもキツくなってきて…」

 

農林水産省『食育白書(令和5年版)』によると、朝食を欠食する人(「週に2~3日食べる」及び「ほとんど食べない」)の割合について、20〜39歳男性では32.4%にのぼり、特に男性の栄養バランスの偏りが指摘されています。

 

「自炊すれば節約になるのは分かっているけど、帰宅が遅くてその気力がない。結局、食パンで済ませたり、週末にまとめて食べてしまったり…。体重も減ってきて、自分でも“ちょっとマズいな”とは思っていました」

 

 \1月20日(火)11:00配信/
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※本記事のインタビューではプライバシーを考慮し、一部内容を変更しています。

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