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「嫌われたくない」一心で…
翼さんは2回目のデートもカフェで早苗と会うことになりました。早苗は会うなり、前回の保険の見直しの話とは打って変わって、今度は「ダイヤモンドダスト(仮名)」という海外の金融商品を勧めてきました。
翼さんは、正直なところ、胡散臭く感じたといいます。しかし、「早苗に嫌われたくない」という気持ちが勝り、関心があるふりをして話を聴き続けました。話の最後、早苗は、ダイヤモンドダストへの投資の決断を迫ってきました。翼さんは、ここでも早苗によく思われたい気持ちから、500万円を投資する契約書にサインをし、後日、指定された口座に500万円を振り込んでしまったのです。
その後しばらくして、インターネット上で「ダイヤモンドダストは詐欺だ」という情報が流れました。翼さんは、早苗から聞いていた方法で出金を申請しましたが、口座に着金することはありません。
早苗とは、結局、何回かデートを重ねましたが、毎回カフェで会ってダイヤモンドダストを称賛する話や、ほかの似たような投資の話をされるだけ。結局、男女の仲には発展しませんでした。
そして、翼さんが「ダイヤモンドダストは詐欺だという情報が出回っている」と、早苗に指摘したところ、LINEをブロックされてしまいます。LINE以外に連絡先を知らされていなかった翼さんは、それきり早苗と音信不通になってしまったのです。手元に残ったのは、500万円が減った通帳と、再び静寂に戻ったスマホだけでした。
「恋は盲目」につけ込む手口
文字で読むと、翼さんのことを「哀れで愚かなアラフォー独身男性」だと思うかもしれません。ただ、遊び目的ではなく、結婚相手を探す目的で真剣にマッチングアプリを利用し、30歳を過ぎて早苗のことを純粋に好きになった翼さんのことを責めるのは、いささか酷ではないでしょうか。
翼さんと早苗の場合は、スマホの画面でのやりとりだけで、実際には姿をみせない「ロマンス詐欺」とは異なります。いわゆる「デート商法」という手口は、ロマンス詐欺が流行るよりも、ずっと昔から存在します。そして、恋は盲目という言葉も、遥か昔からいわれていることなのです。
市川 巧
弁護士
貝坂通り法律事務所
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