50代で第一子を授かる「高齢パパ」は確実に増えています。Aさん(58歳)の場合、小2の娘が20歳を迎える頃、自身は70代。娘の成長を支えるため、働き続け、健康でいる覚悟を決めています。

教育費と老後資金の準備が重なるリスク

厚生労働省の人口動態統計を見ても、父親の年齢は年々上昇しています。2023年のデータによれば、この年に生まれた子の総数が約700,900人、50代以上の父は8,910人。およそ1.3%、100人に1人強の計算です。

 

Aさんの場合、娘が20歳になるまで12年ほど。そのとき自分は70代です。年金を受給する年齢になっていても、娘の教育費が必要。だからこそ働けるうちは働き、何より健康でいなければならない――そう強く思います。

 

「教育費がかかる時期と老後の準備が完全に重なる。これはかなり危険なんです。下手したら、親子共倒れになるリスクもあります。そうならないよう娘の生前から妻ともたくさん話をしました。貯蓄の運用、退職金の使い道を計画、親から不動産を相続する予定もあります」

 

高齢パパだからこそ、Aさんは「準備できることは早めにやる」と決めています。健康診断は欠かさず、保険も手厚く定期的に見直し。仕事を長く続けるためにコツコツ資格を取っています。「若さは取り戻せないので、計画と準備だけはしっかりと」――それがAさんなりの父親としての責任だといいます。

 

※参考「人口動態調査 人口動態統計 確定数 出生 2023年」

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