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現在の富裕層の資産運用は「指揮者不在のオーケストラ」
現在の富裕層の資産運用は例えるなら「指揮者不在のオーケストラ」といったイメージになります。全体をとりまとめる人が欠けていて、さまざまな楽器が好き勝手に演奏しているのです。そんな演奏が美しいわけがありません。
資産運用でいうと、資産全体を俯瞰して考える人がほとんどいないのが現実です。そのため、株式や債券、不動産などに場当たり的に投資してしまい、結果として全体のバランスが大きく崩れてしまっているケースがとても多いです。
資産運用もオーケストラと同じで適材適所があります。株式には株式の役割、債券には債券の役割、その他すべての資産に役割があり資産運用を行う富裕層の方によって最適な配分や投資すべき対象が異なるのです。
この資産運用の指揮者不在によって現在の富裕層の資産運用は特定の資産クラスに偏っており、全体のバランスが悪くなっていると言わざるを得ません。
これからの富裕層の資産運用に必要なこと
これからの富裕層の資産運用に必要なことは三つあります。
一つ目は、自身にとって最適な資産配分を組むことです。資産配分とは株式や債券、不動産など保有する各資産のそれぞれの配分をいいます。資産運用の結果の9割はこの資産配分で決まるといわれていますので、資産運用においては、もっとも大事なことです。
株式や債券に「えい、やっ」と勢いで投資するのではなく、きっちりと株式は20%、債券は30%といったように、あらかじめ資産配分のルールを決めて、それに基づいて着実に投資を行うことが重要です。
二つ目は、自身が投資すべき金融資産、実物資産が具体的に何なのかを理解することです。世の中の資産は大きく金融資産と実物資産にわかれます。
つまり、この金融資産と実物資産にそれぞれどういった具体的な投資対象があり、自身がどのように投資するのが最適かを理解するのが大事なのです。
先ほどの資産配分が資産運用の総論なら、こちらは各論というイメージです。総論を理解した上で、各論を学ぶのが正しい順序になります。
三つ目は、最適な税金の対策を行うことです。税金の対策一つで収入に対する手取りや相続時に子どもに残せる資産額が大きく変わってきます。多くの富裕層は資産管理会社を作ったり、国内不動産などを保有したりして、相続対策を行っています。
この三つをしっかり考え、実践することができれば前述の富裕層の悩みの大部分は解決できるのではないかと考えています。
世古口俊介
株式会社ウェルス・パートナー 代表取締役
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