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富裕層が投資対象として選ぶ金融資産は?
金融資産には大きく分けて11の資産クラスがありますが、その中でも富裕層が投資対象としていることが多い金融資産は次の7資産です(※著者調べ)。
・日本株式
・先進国株式
・新興国株式
・先進国債券
・外国REIT
・オルタナティブ※(ヘッジファンド)
・オルタナティブ※(暗号資産)
※オルタナティブ:オルタナティブにはヘッジファンドと暗号資産がどちらも含まれますが、資産性や経済効果がまったく異なるので分割。
この富裕層の大半が投資する金融資産の中でも、特に投資の優先順位が高い順に並べると次のようになります。
先進国債券 > 日本株式・先進国株式・新興国株式 > オルタナティブ(ヘッジファンド) > オルタナティブ(暗号資産)> 外国REIT
最も優先順位が高い(富裕層に選ばれている)のが、先進国債券です。先進国債券とは米ドルやユーロ、豪ドルなど先進国の通貨で発行された外貨建て債券のことをいいます。
実は先進国債券こそが富裕層の金融資産運用の圧倒的センターポジションで、金融資産の中でもっとも多くの資金を投資する富裕層が大半です。
なぜ富裕層は「先進国債券」に投資するのか
富裕層が、先進国債券に投資する理由は主に5つあります。
①価格の安定性
富裕層は資産運用に一か八かのギャンブルを求めていません。ハラハラ、ドキドキせずに安心しながら腰を据えて運用したいのです。
債券は、100の価格で発行されて、満期のときも100の価格で返ってくる「価格100→100の法則」があります。だから株式のように価格が2倍、3倍にこそなりませんが、1/2、1/3になることもほとんどない資産なのです。
富裕層はそのような価格の安定性を求めて先進国債券に投資します。
②インカムゲイン
安定的な利息収入を得られるのが、先進国債券の大きなメリットです。富裕層は、債券から発生する利息収入を使って支出にあてることで、保有資産を取り崩さずに生活を送ることが可能になります。
2025年5月時点だと投資金額に対して、毎年4%から5%程度の利息収入を外貨建てで得ることができます。富裕層は、その不労所得の利息収入を使って、悠々自適の生活を送っているのです。
③外貨への分散
日本の富裕層の通貨配分は日本円に偏っていることが多いです。しかし、円だけを持っていては円高にフルベットしていると同じことなので、通貨分散の観点からは円だけでなく、諸外国の通貨も持っていたほうがいいでしょう。
先進国債券は米ドル、ユーロ、豪ドルなど外貨建てで発行されているので、先進国債券に投資することは、自然に外貨分散が可能になるということです。
④換金性の高さ
富裕層でも、資産の換金性は低いより高いほうが絶対に嬉しいです。特に、先進国債券のように資産配分に占める割合が大きい資産ほど流動性が高いと、いざというときの大きな資金需要に対応できます。
先進国債券は売却の注文を出してから、1週間程度あれば円の現預金になって戻ってくるので、極めて換金性が高い資産といえます。
⑤手間いらず
富裕層は忙しい人が多いので、投資や管理にかかる手間を嫌います。その点、先進国債券への投資は、最初に証券会社の口座を開設したり、債券を選んで説明を受けたりと、投資時は多少の手間がかかりますが、一度投資してしまえば、その後の管理はほとんど必要ありません。
先進国債券という1資産クラスに投資するだけで、ここまで多くの投資効果やメリットが得られるのです。だからこそ、先進国債券は富裕層の金融資産の中心に据えられることが圧倒的に多いのです。
世古口俊介
株式会社ウェルス・パートナー 代表取締役
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